洗濯物は乾くけど-3
(部屋に訪ねてこられたら、どうしよう・・・)
“作家さん”の目は風貌も含めてとても優しそうに見えた。引き込まれてしまいそうに。でも、その奥に潜む光は獲物を捕らえた時の輝きを放つ。
「だめ・・・」
まだ窓の縁に立つ“作家さん”が視界の端で揺らめく。美菜子は洗濯物をすべて竿に掛けると空になった籠を掴んだ。
「やらせろよ」
「えっ?」
初めて声を掛けられる。恐る恐る“作家さん”の方を見ると、“作家さん”は腰を前後に振り、再び勃起させたぺニスを輪を作った手に突き入れている。まるで、美奈子の膣を下から突き上げるように・・・。
「あ・・・いや・・・」
美菜子は“作家さん”に尻を向け、慌てて部屋に逃げ込んだ・・・。