隣の青い鳥-2
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「と…おるぅ……」
「詩緒……ここ好き?」
僕は詩緒姉の中に入れた指を腹側に向けて擦る。
「んやぁっ……ああっ」
「答えてよ?」
「やあっあぁっ…好…きぃっ……」
詩緒姉の言葉に背筋が震えた。
「そう……じゃあこっちは?」
今度は奥にぐっと進んで子宮口の上辺りを刺激する。
「ぅああっ!亨ぅっ!!」
「ほら……ここも好き?」
ぐりぐり抉るようにすると詩緒の躰が仰け反った。
「やっああっ好きぃ!亨っアアァァーーーー!!」
呆気なく絶頂に登り詰めた詩緒はシーツを握り締めたままガクガク震える。
その姿は何度見ても綺麗だし、何度見てもゾクゾクした。
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あれから僕らは詩緒姉の部屋に移動した。
こうやって言うと2人仲良く移動したように聞こえるが、詩緒姉に『これっきり』と言われた僕が暴走して、無理矢理彼女を運んだのだ。
そして、夜通し寝るのも惜しんで詩緒姉を貪った。
飽きる事なく隅々まで愛撫して、性感帯を探り当てそこを執拗なまでに攻めた。
何度も連続でイカされて気を失った彼女に、欲望の塊を溢れる程注いだ。
彼女が気がつくとそれを幾度となく繰り返して……もう、止めて……許して……と懇願する彼女に益々興奮して狂ったように突き上げた。
潤みきった目と、甘い声と、しなやかな躰と……詩緒姉の全てが僕を狂わせたのだ。
「亨……勃ってるぞ」
「うをっ?!」
回想に耽っていたらしっかり下半身が反応していたらしく、教授にグワシと握られる。
「……き…教授っ」
「ふうん……お前が回想だけでここまで反応するとはな……余程、相性が良かったんだろうな」
教授は僕のシンボルを握ったままグニグニ動かして反応を確かめた。
「又従姉の事は良く知ってるのか?」
「隣に住んでるんで……っ……幼馴染みっていうか……ぅ姉みたいな感じです」
教授に刺激されながら何とか答える。
相変わらず手技は一級品だ。
「女として見た事は?」
「っく……昨日が初めてですよ」
ズボンの上からなのに何でこんなに気持ち良いんだ。
でも、詩緒姉の魅力に比べたら……。
「……ぁ……?」
「お?」
詩緒姉の手じゃない、と思った途端に僕の肉棒がしおしおと萎えた。
「はははっ!お前の息子は正直だ!答えは出てるじゃないか」
そうか?そうなのか?
「性欲処理なら私でも良いはずだ。お前の息子は又従姉だけが良いらしい」
そうか、そうなのか……と、ここまで考えて嫌な事が頭に浮かんだ。
「あの……彼女はどうなんですかね?」
「知らん。自分で聞け」
あう、ですよね。
「少なくとも……私は嫌いな相手とは寝ない。いくら酔っていたとしてもな」
意地悪そうにウインクする教授の後ろで、話を聞いてた院生や助教授達が、行け行けと無責任に僕を煽っていた。