条件確認のこと -2
(注:以下は麻雀のルールを簡単に書くが、知っている人はこのページは読み飛ばして欲しい)
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麻雀で使う牌は字牌と数牌がある。字牌は『東』『南』『西』『北』『白』『発』『中』の7種、数牌が竹模様の『索子』(そうず)、玉模様の『筒子』(ぴんず)、漢数字の後ろに『萬』の字が書かれた『萬子』(まんず→注:絶対に違う発音では読まないでね)が、それぞれ1から9まであり、数牌は全部で27種。それぞれが4枚ずつの合計136枚の牌を使うゲームが麻雀だ。
ゲームの進行は初めにそれぞれが上下二段の山に積まれた牌を、親から順番に4枚ずつ3回と最後に1枚を取った計13枚の配牌で始める。
1ゲームの終了は山から当り牌をツモるか、他者から出た牌で当るかだが、その最終形は14枚となる。
ゲームの手作りは、『三萬』『三萬』『三萬』など3枚同じ牌を揃える『刻子』(こーつ)若しくは、『5筒』『6筒』『7筒』など3枚が順に並んだ『順子』(じゅんつ)がある。 上がりの形は『刻子』か『順子』のどちらかを1組としそれを4組作り、残り2枚を同じ牌で雀頭とする単純なものだ。
ゲーム参加者はそれを目指して、山に積まれた牌を親から順番に1枚ずつツモるか、他者が捨てた不要牌を『ポン』『チ―』と鳴いて自分の物にすることが出来る。鳴いて『刻子』になるのが『ポン』、『順子』になるのが『チ―』だ。但し『チ―』は自分の上家からしか鳴けない。鳴くと手作りが早くなるが、その分自分の手の内をさらけ出すことになるので両刃の剣となる。
上がりの手作りの組み合わせにより役が決まっており、難易度の難しい役は当然点数も高い。例えば最初に支配人がオレから上がった『四暗刻単騎待ち』は、こんな感じで『二萬・二萬・二萬』『5筒・5筒・5筒』『9筒・9筒・9筒』『東・東・東』の4つの『刻子』をポンをせず面前で作り、雀頭に『西』の単騎で待っていた超最強の難易度だ。鳴かずに4つの『刻子』を作るのは至難の業と言える。
ゲーム参加者は当然こんな感じで点数の高い役作りを目指すが、相手がデカイ役を作ってると睨むと、安上がりで先に上がる場合もある。相手が36000点の役満を狙っている時に、1000点の安い手で上がって邪魔が出来たら無情の喜びとなる。
以上が簡単な麻雀講座だ。麻雀を知らない人も少しは解ってくれたと思うけど…
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