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中は、温かいのよ〜美菜子の場合
【熟女/人妻 官能小説】

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夫は多忙-1

 
「早く帰ってこないかな・・・」

 美菜子は今日の昼間に宅配で届いたエプロンをひらひらさせながら、あまり広くはないキッチンで小躍りしていた。
 シンクの横、玄関ドアの傍に貼られた姿見に美菜子の姿が映る。素肌に着けられた白いエプロン。今にも溢れ出そうな乳房と、丸見えのお尻。コンロの上ではシチューの鍋がコトコト言っている。店に行けば、色取り取りの真新しいカレンダーが並び始める時期だったが、2DKの手狭なアパートは暖房がよく効いていた。

「やぁん・・・乳首が見えちゃうぅ・・・」

 美菜子はまだ帰ってこない夫を待って夕飯の支度を済ませ、鏡の前であれこれポーズを取っては一人で盛り上がっていたが、21時を回っても夫は帰ってこず、連絡もない。いつものことだけど・・・。

―ピンポンッ♪

 チャイムが鳴って、美菜子は急ぎ、鍵の掛かっていない玄関ドアを開けた。

「おかえりなさいっ」

「こんばんは・・・となり、に・・・えっ」

 開いたドアを押さえたのは見知らぬ青年・・・大学生?ううん、社会人だろうか。どこかで見たような・・・あっ。

「今日、引っ越しされてきた方・・・ですか?」

「え、ああ・・・えっと、今日隣に越してきました・・・」

「はい・・・そうですか・・・」

 割りと高価そうな腕時計を付けた左手に、こじんまりとした菓子折りを持った青年はドアを押さえたまま、美菜子の肢体を眺める。北向きのドアから冷たい風が吹き込んで、美菜子はちょっと身震いをしたが、青年のあからさまな視線は心地よく、乳首を隆起させる。

「いい匂いですね・・・ご主人、ご帰宅はまだですか?」

「え、ええ・・・もう少ししたら・・・」

 青年は至って冷静で、かつ美菜子を蔑むでもなく、エプロンに透けた紅い乳輪辺りに視線を彷徨わせる。

「あ、“鬼頭”と言います。よろしくお願いします。これ、詰まらない物ですが、ご主人とお召し上がりください」

「あっ・・・」

 鬼頭と名乗った青年は箱を差し出し、美菜子の乳房に押し付ける。そのはずみで、隆起した大きめの乳首がエプロンからぷりゅんと顔を出す。

「き、キトウ・・・さん、ご丁寧に・・・んっ」

「ああ、キトウって“鬼”に“頭”で鬼頭です。“亀”に“頭”じゃないですから」
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