エピローグ-1
5年後・・・
僕は苦労して、ある中小企業に就職し自分の夢とは違う普通のサラリーマンになっていた。
真里さんは・・・・
あれから会ってすらいない
風の噂では正式に離婚が成立したと聞いた。
それだけだった・・・
僕は先輩の晴海さんと社用車で出先からの帰り道「もうー政輝、燃料くらい見ててよー」
「ああーごめんなさい」と言いながらガソリンスタンドを探していた。
出先と言うこともあり、なかなかガソリンスタンドが見つからない。
「あーそこそこー政輝」と晴海さんが指を指した先に確かにスタンドを確認した。
ここしかないと、ハンドルを切り入っていくと。
「いらっしゃいませー」と元気な女性の声がした。