エッチな母のエッチなテスト初級編-1
お茶が飲み終わる頃、新司の勃起も納まっていた。それを確認してから美弥子はいよいよ動きだした。
「新司さん、恵子とお付き合いいただいてありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ、ステキなお譲さんと交際させていただいて感謝しています」
「夫が不在のままで聞くのは失礼かもしれませんが、恵子の母として確認したいのですが、恵子にプロポーズしていただいたとか」
「はい、恵子さんは私の理想の女性でして、是非結婚のお許しを頂きたいと考えております」
「まあ、そこまで言われるなんて、恵子はなんて幸せ者なんでしょう。良かったわね恵子ちゃん」
美弥子は嬉しそうに恵子に言った。
「はい、お母さん」
恵子も顔を赤らめて嬉しそうに俯いた。
美弥子はそんな恵子をにこやかに見つめていたが、新司に向き直った時に、今まで違ってガラリと雰囲気を変え、真剣な目、というよりも冷めた目で新司を見た。
「ところで新司さん。今、恵子は幸せそうにしていますが、結婚後の女にとっての『幸せ』はなんだと思います」
美弥子は詰問口調で新司に問いただした。
「はあ、『幸せ』ですか?そうですね〜、やはり『家庭内の安定』でしょうか」」
新司は美弥子の変化に戸惑いつつも、思いついたことを口にした。
「それもあるでしょうが、それだけでは、ぜんっぜんっ足りません!」
美弥子はキッパリと言いきった。
「えっ、ええっと、『夫婦円満』も必要でしょうか」
新司はタジタジしながらも、恵子から『両親は夫婦仲がいい』と聞いたことを思い出して答えた。
「そうですね。『夫婦円満』も必要でしょう。では『夫婦円満』の秘訣はどう考えますか?」
「ひ、秘訣ですか…」
新司は考える風を装って、次々に攻め立てる美弥子を観察した。小さいながらも会社を経営する新司は、美弥子の真剣な眼差しを見て、ここがポイントだと肌で感じた。
(普通に考えると、『家庭内に何が有っても助け合い愛し合う』的なことだ。だがそんな単純な答えでいいのか?これは下手なことは答えられないぞ…)
そこで新司は、自分の処世術を使うことにした。困った時は思い切って相手の胸に飛び込むのだ。
「私の考え出す答えは浅はかかもしれません。ですから、お義母さんに是非その秘訣を教えて欲しいです。私は恵子さんを幸せにしたいんです」
新司はそう言って美弥子の心に飛び込んだ。
「まあぁ!そこまで恵子のことを思っていただいて、ありがとうございます」
美弥子はまたガラリと雰囲気を変えて、満面の笑みを浮かべた。
(ふう、これで良かったみたいだな…しかし、美人に毅然とした態度で攻められると結構怖いな…)
処世術が長け、今まで女から攻められたことの無かった新司は少し身震いをした。
「で、お義母さん、夫婦円満の秘訣はどうしたらいいんでしょうか」
新司は顔を引きつらせながら聞いた。
新司の問いかけに、美弥子は満面の笑みを浮かべて大きく頷き、ハッキリと答えた。