ビーマイベイベー!-7
わたしは前屈みになりながら、早歩きで体育館のトイレに向かい、個室に入った。
制服のズボンを下ろすと、堂々とした勃起が石のように硬くなっている。
この幹をわたしも擦ってあげたことがある。シノブは、恥ずかしくも気持ちよさそうにしていた。
それが嬉しくて、口にも含んで夢中になってしゃぶってあげた。
そのまま、彼はわたしの口の奥にたっぷり吐き出して果てたのだ。
今、わたし自身が自分で幹を擦っていた。背中の方まで、ゾクゾクと快感がこみ上がる。
その時、扉の外に人の気配を感じた。男子生徒が用を足しに来たのか。
男子が外にいるのに、わたし、オナニーしちゃってる……
扱く手の動きを止めることができない。
あのキスの後、興奮したシノブがわたしを乱暴に押し倒して、服も着たまま押し入ってきた。
いつも大人しいシノブの荒々しさと、愛する男に犯されるというシチュエーションに酔ってしまって、押し入ってきた瞬間に軽くイッてしまった。
その後動かされると、もうどうにもならなくて、わたしは声を出していやらしくシノブにおねだりしたのだ。
ああ、もう一度あれ、したいな。また誰かがトイレに入ってきた。
構わず、扱き続けた。いきそう、いっぱい、出る……いく、いくいく……あああ、イク!
片手で出そうになる声を抑えながら、片手で硬直を握って放出していた。
ビュッ、ビュッ、と亀頭が勢い良く弾けている。弾けるたびに、快感が体を駆け巡る。
気持ちいい……気持ちいい……。女とは違うけど、これが男なんだな、男の快感なんだなと思った。
わたしは、これを今のシノブに挿れたらどう気持ちよくなるんだろう、とあり得ない想像をしてしまっていた。