桃色遊戯-3
あおむけに寝たミチのそれは、つんと上を向き美しい曲線を描いている。
その真ん中に、うっすらと桜色をした乳首があった。
……なんて素敵なんだろう。わたしは言葉を失い、思わず唾を飲み込んだ。
「すごいね……」
サヤカは吸い寄せられるように顔を近づけ、その桜色の部分にそっと唇をつけた。そして優しく舌を這わせる。
こんなこと、止めなきゃいけないのに。わかっているのに、声が出ない。うまく体が動かない。目の前でサヤカの舌が生き物のようにミチの肌の上で蠢く。
ミチの身体が、ぴくん、と跳ねた。
乳首は赤みを帯び、舌の刺激を受けてみるみる隆起していく。
「可愛い、ミチ……」
ナツミがサヤカの反対側にまわり、ミチのもう片方の乳首を舐めはじめる。乳輪をなぞり、先端に向かって何度も舌先で転がすような動きを繰り返す。
「……ん……っ……あっ……」
ミチが小さく弱い声を漏らす。
「ミチ、起きたの?」
サヤカが耳元で囁いても、ミチはまだぼんやりとしているようで返事がない。
「ねえ、起きたのかってきいてるのよ」
苛立ったような強い口調でナツミが言い、ミチの形の良い乳房に指を食い込ませてぎゅっとつかんだ。
「あ……痛い……な、なにしてるの……? えっ……」
ミチが驚いたように目をぱちぱちとさせてわたしたちを見ている。
「ひとりで気持ちよさそうに眠ってるから、もっと気持ちよくしてあげようかと思って」
サヤカはミチの乳首をぴちゃぴちゃと音を立てて舐め続け、そして強く吸い上げた。ひっ、と短く叫んでミチが身悶える。