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お日様ジャッジ
【その他 官能小説】

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「ふふふ、夕ちゃんって優しい♪」

「嘘じゃないよ?美夜は可愛い」

 僕は上に乗ってる美夜の腰と頭に手を回して、少し荒めに引き寄せた。

「あ」

 驚く美夜の唇を奪い、体を捻って美夜を組み敷く。
 いつも付けてるキツイ香水も消えて、美夜の甘い体臭が鼻をくすぐる。
 陽太に振り向いて欲しくて、飾りたてていたのが全て裏目に出ていたみたいだ。

 だって、こんなに……こんなに可愛いのに。

「美夜が考え直して止めるって言ったら止めるつもりだったけど……」

「けど?」

 美夜が誘うように僕の頬に触れて、僕の理性が音をたててキレた。

「もう、無理」

 湿った髪を掻き上げ、露になったこめかみにキスする。
 そのまま額も、小ぶりな鼻のてっぺんも、ふっくらとした頬も……そして、ぷっくりとした唇も。

「んっんぅ」

 唇から漏れる甘い声にゾクゾクする。
 僕は夢中になって美夜の口を貪り続けた。

「はん…んくんん」

 僕のキスにいちいち反応する様が堪らない……陽太はこの子の躰も心までも手にしていたのに……本当になんて馬鹿な男だ。

「ぁんっ」

 やっと少し落ち着いた所で唇を離す。
 美夜はとろんと蕩けて益々可愛い。

 ああ……どうやら、陽太から離れた僕の心は美夜に捕まっちゃったみたいだ。

「夕ちゃん?」

 優しく髪を撫でて額を合わせる僕に、美夜は不思議な顔をする。

「何でもないよ」

 何だか照れ臭くて目を閉じた。
 失恋したばかりなのに何を考えてんだか……自分で呆れてしまう。

「どうしたの〜?何か子供みたい」

 クスクス笑う美夜の額にチュッとキスした僕は、彼女の手を取って自分の股間を触らせた。

「子供はこんな事にはならないよ?」

「やん……夕ちゃんの硬〜い」

 嬉しそうにバスローブの隙間から直接撫でてくる美夜。

「陽太のとは違うでしょ?」

 バスローブの紐を解いて、お返しに胸を揉むと可愛い口から息が漏れる。


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