jealousy-4
「ああああっ! 広瀬っそこは……だめえっ!」
膣内に指を入れ、前の方にクッとそれを曲げた所、それが羽衣のもう一つの弱点だ。
俺は羽衣の首筋に吸い付きながらも、激しくそこを攻め立てる。
「ああっ、……ダメッ! も……うイっちゃ……」
指に果肉がまとわりついてキュッと締め付けられる。
「イっていいのかよ、ここはお前と筒井が愛し合った思い出の場所なんだぞ」
わざと熱の冷めるようなことを言って羽衣を見るが、彼女はさっきから気をやりっぱなしでそれすらまともに聞いてないようだ。
すかさず俺は指の動きを止めてやる。
彼女は涙を流しながら、俺を呆然と見た。
「広瀬……なんで途中で……」
「いや、やっぱりお前の思い出も大事にしてやらないとな。
悪かったよ、今日はこれで止めてやるから」
そう言って、羽衣の身体から指を抜くと、彼女は泣き叫ぶような声を出した。
「や、やだ……! ここまでしておいて止めないで……」
「だって、わりいだろ」
もちろんそんなことは毛頭思ってない。
さあ、俺を求めろ。
「広瀬……、あたし広瀬にイかされたいのおっ! だからお願い、さっきの続き……して下さい!」
「いいの? お前と筒井の大事な場所で、俺に犯されちゃうの?」
羽衣はしばし逡巡していたが、俺を見ると激しく首を振り、
「あたし、広瀬さえいてくれたら思い出なんてどうでもいい!」
と叫んだ。
やっと、俺は過去への嫉妬から解放されたような気がした。
ふと右手の人差し指と中指を見れば、白く濁った液体がこびりついていた。
「羽衣……、なんでこんな白いマン汁が出てくるの?」
「……やあっ! そんなこと言わないで!」
本気汁なのだろう、身体も心もようやく支配できた気になり、それを羽衣の口に含ませた。
「うっ……」
羽衣は嫌そうに眉根をひそめた。
「自分で汚したんだから、綺麗に舐めとらないとな」
俺がニヤニヤしながらそう言うと、羽衣は遠慮がちに舌を動かし始めた。
俺の指がチロチロと羽衣の舌にまとわりつかれる。
やべえ、コイツをイかす余裕なんてなくなってきたかも……。
俺は左手でカチャカチャとジーンズのベルトを外し、膨張し過ぎたそれを出すと一気に羽衣の秘所へと突き立てた。