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jealousy
【制服 官能小説】

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帰郷-3

「…………」


華奢な肩に細い腰。短いスカートからスラリと伸びた脚は白く眩しい。


咄嗟に、俺は懐かしさと劣情がこみ上げてきた。


いつもバカやって、笑い合ってた無邪気な頃の羽衣。


自然と心臓の鼓動が早くなっていく。


……ヤバい。


気付けば、下半身がムズムズし始めていたけれど、あんなに制服姿にケチをつけてしまった手前、ここで襲いかかるわけにはいかない。


でも、制服姿の羽衣は想像以上にあどけなくて、かえって俺を煽っていた。


不意に高校時代の自分を思い出す。


好きだけど伝えられなくて、でも自分のものにしたくて、それがかなわなくて。


だから俺は、脳内で羽衣をめちゃくちゃに犯して、自分を満たすことばかりしていた。


でも、目の前の彼女は恋人であり、俺のものなのだ。


あの頃かなわなかった想いが実現するまたとないチャンスじゃねえか。


次第に俺は、さっきまで難癖をつけた自分を遠くに追いやり、羽衣の手首を掴むとこちらに引き寄せた。


そして、胸になだれ込んできた彼女の身体をそのままベッドに押し倒してキスをした。


「んっ……」


制服ごしに胸を触る。
そういや昨日も一昨日もヤってなかったんだ。


ムラムラすんのは至極当然だ。


「羽衣……」


「ちょ、ちょっと待って! 先生と1時に待ち合わせしてるんだから早く行かないと!」


羽衣はそう言って俺の顔を目一杯押しのけた。


セックスの際、形だけの抵抗はよくされる。


でも、それはなんというかスパイスみたいなもので、ちょっと抵抗されると余計に燃える俺達のコミュニケーションみたいなものなのだ。


でも、今の羽衣は本気で抵抗していた。


ちくしょう、またしても俺の性欲どうしてくれんだ。


押し倒す俺と抵抗する羽衣は、しばらくそうやって格闘していたけれど、今日の夜はラブホにて一泊することで譲歩してやった。


しかも、何してもOKときたもんだから、俺の意識はすっかりそっちに飛んでいってしまった。


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