女王様の命令は絶対です <前編>-3
「ね、姉ちゃん? あっ…… んんっ…………」
ゆっくりと腰を前後に動かしては隆の股間を擦り上げる私。
右手で先端を弄りながら、竿を秘肉でくわえ込むように、
何度も腰を動かしては隆のそれを愛撫した。
「すごい…… やらしい動きしてる…………」
「んっ…… やっ…………」
先端がクリトリスに触れるたび、気持ち良さに腰が震える。
下着をつけたままとはいえ、こんな恰好するのは恥ずかしくてたまらないけど、
少しでも隆が喜んでくれるなら、私だってコレくらいのことはしてあげられる。
「やっ…… あんっ…………」
「姉ちゃんも…… き、気持ちいいの?」
「んんっ…… 気持ち…… いいよ? あっ‥‥…… 隆のがっ…… 当たってるんだもん…………」
淫らな行為に興奮しては、私の息がどんどん荒くなっていく。
隆もまたすっかり興奮した様子で、
いつのまにか私の腰を掴んでは、合わせるように腰を動かしていた。
「ね、姉ちゃん…… 俺もう…………」
そう言って隆は体を起こすと、
私を軽く持ち上げては、ベッドに背中を付けさせた。
「あっ…… やぁっ………… ホントにしちゃってるみたい…………」
私の足を大きく拡げさせては、激しく腰を振りはじめる隆。
握りしめた右手の中で、隆のおちんちんがいっそう硬く膨れ上がっていくのがわかる。
「こ、このまま姉ちゃんのお腹に………… 出していい?」
「んっ…… いいよ? 全部出して?」
少しずつ握りしめた手に力をいれながら、
隆の腰の動きにあわせて前後に手を振る私。
「あ、姉ちゃ…… んあっ………………」
腰を突き上げ、動きが止まったかと思った瞬間、
ビクビクと脈打ちながら、私のお腹に大量の精液が放たれていく。
私は少し手の動きを緩めながらも、
最後の一滴まで絞り出すように、しばらくそれを擦り続けてあげた。
「…………いっぱい出たね」
「はは、すっげぇ気持ちよかったよ…………」
お腹に出された精液を、弄ぶように指で絡め取る私を見ては、
少し照れくさそうに笑っている隆。
私もまたつられて笑顔を見せるも、
どこか心の奥では申し訳なさに胸を痛めた。