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幼き日の思い出
【その他 官能小説】

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夏の終わりに-5

脱衣籠から服を取り抱えて脱衣所を出る。
塗れた服を洗濯ロープに掛ける。
ブラウス、スカート、ブラと順に掛けて行く。
最後にパンツを手にしてからまだ脱衣所の入り口の辺りで所在なさげにウロウロしてるパンツ君のほうに広げてみせる。
「君のパンツと同じただの布切れだよ。なんでそんなに見たいかな?」
「ただパンツが見たかったわけじゃない!お前とお前の妹とだっけ?二人とも凄い美人だったから・・・」
「いきなりパンツ見せろじゃ嫌われるのに?」
「どうやったら仲良くなれるかわからなかったからつい・・・」
パンツ君は、赤面して俯いてしまった。
「可愛い子に意地悪してみたくなったって?」
「・・・うん・・・。本当ごめん。」
「男の子って本当・・・子供ね。パンツ君はパンツにしか興味ないの?」
私は赤面して俯いたままになってるパンツ君が可愛らしく感じてしまっていた。
わざと胸元のタオルを緩めて乳首が見えないぎりぎりの位置でタオルを手で押せえて俯いてるパンツ君に近ずく。
「なんだよ。そんな・・・見えるぞ」
「見たくない?」
パンツ君はちらちら私の胸を見ながら話している。
「見たいって言ったら怒るんだろう?」
私は男の子がHなのは知ってるし寛容なつもり、ただ他の女の子いる前では怒って見せないと変な女の事と思われるので怒っただけだ。
「さっき、私と妹を美人だって褒めてくれたから・・・怒らないよ」
「本当に怒らない?」
「見たいなら見せてあげてもいいわよ」
「み・・・見たい。」
ゴクリとつばを飲み込む音が聞こえた。
タオルの胸元を緩めるととたわわになった果実のようにプルンと乳房が露になる。
「すげー。でかいなー。メロンか夏みかんみたいだな」
「なにそれは・・・。メロンかどうか触ってみる?」
「いいのか?」
私は、黙ってうなずいた。
私の胸に伸びてくるパンツ君の手は小刻みに震えている。
手が乳房に触れると同時にむにっと掴んできた。
「あんっ・・・女の子の体はデリケートなんだからもっと優しく触ってよ」
「ごめん・・・」
触れていた手の力が緩む。
おぼつかない手つきでモミモミと揉んでくる。
「メロンや夏みかん?」
「違うマシュマロみたいだ。柔らかいし暖かい。果物、いやお菓子みたいな甘いいい匂いがする。」
「あの・・・下も見せて欲しい。」
「もうっ・・・男の子って本当にHね!」
「ごめん・・・いやなら・・・いいんだ」
「・・・特別よ。そのかわりここでの事は絶対秘密よ。私の裸を見たなんて誰にも言わないでよ」
「もちろん。約束する。絶対秘密にするよ」
体に巻いていたタオルを床に敷いてその上に体育座りをして両足を左右に大きく開いた。
さすがに恥ずかしいので俯き加減にになる。
「なんか、肉がビラビラしてるけど病気?」
「ばか・・・」
こいつはHと言うよりただの好奇心か。
「これは大陰唇でこの内側は小陰唇っていって女の子大事な部分を守るためのものなの」
ここで保健体育の授業か・・・
急にしらけてしまった。
「はい、おしまい。もういいでしょ」
わずかな時間の戯れと思ったが、思った以上に時間がたっていたらしく雨は止んでいて服もほとんど乾いていた。
パンツ君は物足りなそうな顔をしながらのろのろと服を着始めている。
一方の私はさっさと身支度をを済ませてしまった。
「ほら。雨もやんだし、行こうよ。」
「うん」
未練たらたらのパンツ君を引っ張り出す。
再びパンツ君の漕ぐ自転車でお爺様の家に向かう。
雨上がりの道を10分程度、走るとすぐにお爺様の家が見えてきた。
家の前の庭先にお爺様とお婆様と由貴ちゃんの姿が見える。
私は3人に手を振る。
到着すると私が自転車から降りるとほぼ同時に由貴ちゃんが抱きついてきた。
「お姉ちゃん、遅いよ。心配したんだから・・・雨に濡れなかったの?」
「ごめんね。心配かけちゃったのね。雨宿りしたから大丈夫よ」
「本当?濡れてない?あのね・・・これからパパとママが車で迎えに来るって」
由紀ちゃんは、瞳を潤ませ涙を浮べている。
どうやら私の夏は終わりらしい。
「どうしたの?泣いたりして?」
「あのね・・・高柳様が、負けちゃった。高柳様の活躍がもう見れない・・・」
なんだ・・・高校野球の話か。どうやら、由貴ちゃんの夏も終わったらしい。
ふと 気がつくと抱きついていた由貴ちゃんの手が腰にかかっていた。
「?」
あれっ?と思った瞬間、由紀ちゃんは私のスカートに手を掛けていっきに足首まで引き摺り下ろした。
私は、パンツ丸出しの姿をさらす羽目になった。
ちょうど私の真後ろでは、お爺様とお婆様がパンツ君にお礼を言っていたところだが会話が凍りついた。
パンツ君は、顔真っ赤にしながら私のお尻を見ている。
お爺様とお婆様はあまりの事にポカーンとしていた。
私は、瞬時にスカートを持ち上げ、服装を直すと
「ゆ、由貴ちゃーん!」
大声で叫ぶ
「さっきのおかえしだよ」
そう言いながら走って逃げていく。
私は全力で追いかけるが、このまま追いかっけこをする気はなく。途中でコースを変え家に入り、部屋に閉じこもった。
由貴ちゃんのばかっ。
おかえしたって人前でやるか・・・・。
パンツ君は、パンツが見れてよかったろうけど・・ってそういう問題じゃない。
私はパパとママが来るまで部屋に閉じこもった。
何度か由貴ちゃんが謝りに来たが私は一言も答えなかった。
私は最後に最悪の思い出を抱えて帰宅する事になった。
もちろん、由貴ちゃんには自宅に戻ってから朝までたっぷりお仕置きする事にした。
こうして、この年の夏は終わった。


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