〈聖辱巡礼〉-16
「もがあぁぁぁぁ!!!」
オヤジの指先が小山の頂上に触れると、隠されていた薄い割れ目が浮かび上がり、それは尻の割れ目に繋がっていった。
美少女の可愛らしい肉の造形に、魅入られてしまうのは悪ではない。
あの日の接吻を焦らす梨沙子と同じ、小憎らしいまでに罪作りな媚態だ。
『むふ…ふ……ふふふ……』
「お…ぐぅ!?む"う"ぅ"ぅ"!!!」
女体の奥に秘密がある……オヤジは下半身の割れ目に興味を示し、小山の割れ目と巨大な二つの山の割れ目とに指先を押し当て、探るように動かし始めた。
高校生一年生……少女と呼ぶには大人っぽく、大人と呼ぶには幼い年齢……自慰によって得られる快感が日増しに強まるのを感じていた梨沙子に、オヤジはパンティーの上からでも正確に局部を探り当て、自己嫌悪すら起こさせる感覚を呼び覚まさせた。
『ココだよねぇ?ココが気持ち良いんだよねぇ?ウフフフ……』
「むがあ!!…ぶッ……ふぐうぅ!!!」
未熟な自慰の快感より、オヤジの繰り出す指技は、遥かに刺激に満ちていた……誰にでも触れさせて良いわけが無い大切な部分を、あろう事か不潔極まるオヤジに触れられ、しかもソレは脳髄までも侵食して犯してしまう程の恥辱的感覚を生み出してくる……秘豆・秘穴・肛門を擽られる度に激しい嫌悪に総毛立ち、それと同時に身体は痙攣を起こして硬直し、乳首や秘豆はムズムズと疼く……。
(嫌ッ!!もう嫌あぁ!!!)
オヤジは紅潮した顔を股間に近付け、クンクンと鼻音を鳴らして匂いを嗅いできた。
獣以下の、薄汚い生き物となって……。
『クンクン…あはは……薔薇の花みたいな良い匂いがするなあ……どれ、お尻の穴はどうかなあ?』
「む"〜〜〜!!!」
変態そのものの台詞に行動。
秘肉や尻の割れ目に顔を押し付け、犬のような鼻音を発てながら嗅ぎ回る様は正に変態。
吐息が股間のあちこちに吹きかかり、あまりの恥辱に下半身を捻って抗ってみても、オヤジは臀部をしっかりと抱えており、少しも離れる事はなかった。
(もう嫌……もう嫌だよ……)
ボロボロと大粒の涙を零しながら、梨沙子は泣きじゃくっていた……。
昨日まで、梨沙子は勝者で居続けていた。
望む大学への進学は教師からも太鼓判を捺され、羨望の眼差しを浴びる男子生徒を我が物としてきた。
学業も恋愛も望むままにし、悩み事すら皆無な生活を送り続けてきた。