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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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最後の晩餐会-3

 翌日の午後に、中央署で記者会見を開くと各方面に連絡が入った。急に何の発表があるのかと、地元メディアが大勢中央署に集まった。メディアだけではない。各署も注目した。特に涼子は何かを感じて中央署にかけつけた。
 時間になり、一夫が現れた。そして重い口を開く。注目の中、会見は始まった。
 「最近、この近辺の婦警が強姦…、レイプされる事件が多発しております。」
 ざわつく会場。しかし一番驚いたのは涼子だった。
 (な、何を言い出すの!?そんな事会見で話したらレイプされた婦警達の立場はどうなるの!?こっちは必死で内密に捜査してるのに!)
今すぐにでも会見を止めさせたい涼子をよそに一夫は話を続ける。
 「まだ捜査段階だが、私が得た情報によると、どうやら城南署で違法なおとり捜査が行われているようで、それに抗議する為の犯行だという情報が寄せられています。」
 「えっ?」
涼子も知らない情報だった。メディア側から質問が飛ぶ。
 「違法なおとり捜査とは?」
 「痴漢捜査です。婦警、女性刑事にわざと刺激的な服装…、例えばミニスカートを履かせて電車に乗らせ痴漢を誘発するようなおとり捜査をしているとの事です。誘発されて痴漢してきた男を次々と逮捕しているという情報を得ました。犯人はその違法なおとり捜査で逮捕された男全員の解放と謝罪を要求しているようです。他署の悪行とはいえ、そのような違法な捜査は見逃す訳にはいきません。婦警の身の安全を守る為にも犯人の要求を飲むべきだと感じます。これは他の事件の捜査をしている中で得た情報です。」
各メディアが激しく質問を飛ばす中、涼子は衝撃を受けていた。
 (どうして懸命に捜査してる私達よりもあんな具体的な状況を把握してるの…?それに原署長は一番この件に非協力的なはずじゃない。なのにどうして急に…)
違和感を感じずにはいられなかった。
 衝撃の記者会見から各署は様々な対応に追われた。特に名指しされた城南署は緊急会議を開き対応を協議していた。警視庁本部からも事情を問い詰められ緊迫した状況だ。
 「あの捜査は違法だった。それはきちんと謝罪し、逮捕した者達は誤認逮捕として釈放しよう。私達のせいで他署に迷惑をかける訳にはいかない。婦警達を危険な目に合わす訳にもいかない。」
それが城南署長の決断だった。すぐさま発表した。
 一連の騒動で一番責任を感じたのは、違法捜査の張本人、美山静香であった。
 (私のせいでこんな大きな事件になるなんて…)
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
 その夜、一夫の元に留美が帰って来た。留美は一夫と目も合わさずに、以後暫く部屋に閉じこもっていた。
 思い通りになり、警察が自分の指示に従う様子を見て何とも言えない優越感に浸ったのは武史。
 「警察って楽しませてくれるよなぁ…!くくく!そろそろ締めに入ろうかな。美山静香から始まったこの件を終わらせるのは、やっぱ美山静香なんだよね。しっかり責任とってもらわないとね!へへへ」
武史は盛大な打ち上げ花火を計画していたのであった。


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