投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Purple woman
【二次創作 官能小説】

Purple womanの最初へ Purple woman 66 Purple woman 68 Purple womanの最後へ

Purple target-35

「・・・・・ん」



意識を手放してからどれたけ時間が経ったか分からないが、

ルールー自身が部屋の明るさを閉じられていた瞼で認識した時、

彼女はベットの上で乱れた姿のままで横たわっていた。

ふと顔を上げると、傍らには右腕をベットの上で肘をたて、先程まで彼女の寝顔を見ていたであろうイサールがニヤニヤと意味ありげに笑っている。

今2人は同じベットの上で同じ上掛けにくるまれている状態だった。



「起きたかい、ルールー」



「イサール・・・・まさか、もう朝?」



「残念ながら、貴女がここに来てからまだ2時間くらいしか経っていないよ」



「そう・・・・・・・」




そう言いながら、ルールーはムクリと上半身を起こし今度は肘枕をしているイサールを半ば見下ろす格好になった。

乱れた彼女の黒髪がサラリとシーツの上に垂れ下がる。
そのやや汗ばんでいる黒髪をかき上げながら、

ルールーは余韻を遺した潤んだ瞳で目の前のイサールをじっと見つめた。






「・・・・凄く良かったわ」


「貴女もね。こんなに満足できたのは久しぶりだったよ」



「イサール・・・・・」



「うん?」



「貴方・・・いつまでこの島に?」



「そうだな・・・あと1週間はいるつもりだったんだが・・・それが?」



「もし貴方が良ければ、是非私の持ち舟に招待したいわ。港に留めてある大型ヨットなんだけど・・・・」


「それはそれは・・・・・是非招待を受けたいね。

でも待てよ・・・そちらのご家族同伴、なんてことなら勘弁してくれ」



「まさか・・・大型ヨットっていっても2人がゆったりできる空間しかないわ」


「そうか・・・・でも、そちらの招待を受ける前に・・・・・」



そう言うと、イサールは身体を素早く下方にずらし
半ば身体を起こしているルールーの胸元付近に滑りこむ形となった。



Purple womanの最初へ Purple woman 66 Purple woman 68 Purple womanの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前