Purple target-32
島島島島島島島島島島島
(あと・・・・3つか)
しらみ潰しの成果もあって広い敷地の中で漸く3つのバンガローに絞り込んだ。
(くそっ・・・先を越されたのは気に食わないが、その代わり)
額から流れ出る汗を腕で拭いつつも、
男の瞳に宿る光は当初以上に強い輝きを帯びていた。
(・・・あの極上の獲物、骨までしゃぶってやるからな――――――)
††††††††††††
―――ズッ・・・ズチュッ・・・ズプッ
「ア!!・・・アアア・・・・・・・」
薔薇の中央を押し割りながら自分の中に入ってくるイサールの肉の圧迫感に、
流石のルールーは思わず目を見開き、あられもない声を発しながらシーツの上で背を弓なりに逸らせていた。
約1年ぶりだった。
夫ワッカからは得られなかった甘美な感触と背徳の香りを漂わせての男の到来は――――
ベットの周りには、彼女が身に付けていた装飾品・ヒール・ブラジャー・ドレスそしてレースのショーツが投げ捨てられたまま散乱している。
今彼女が身に付けているのは黒いガーターベルトとストッキング。
イサールが自らの官能を高めるため、あえて手をつけなかったのだ。
おかげで煌々とした部屋の明かりの下、
彼女の白い滑らかな肌は黒いガーターベルトのおかげでよく映えていた。
そして
イサールの前で大きく両足を広げ彼を迎え入れつつ
その無駄な肉のない背中に両手の指を食い込ませているルールー。