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Purple woman
【二次創作 官能小説】

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Purple target-21

―――次の日の夜


―――レストラン『NAGI』



ここは最近スピラ島で新装開店された海鮮料理専門のレストラン。


今日はルールー自ら音頭をとる形で、
島在住の小娘3人組に声をかけての食事と相成ったわけだ。


幼いイナミの世話は父親のワッカに押し付ける形となったが、

ワッカ自身最近の妻の沈みがちの雰囲気を知っていたから、



『・・・ユウナ達と女同士で食事?

良いじゃないか、行ってこいよ。明日の夜くらいはイナミの世話は任せておけって。


最近ルーって何だか元気がなかったからな〜〜〜。

いい気分転換になるんじゃないか?』


と全面的に賛成してくれた。


ルールー自身、
食事会をもうけるもう1つの目的の為に一瞬罪悪感わ感じたが、

夫の言葉にも出てきた
“気分転換”という言葉を心の中で反芻し自分を納得させた。









―――ザワザワザワ・・・



開店直後に来店したこともあって、4人分の席と卓を確保することはできたが、
やはり時間が経つに連れて客の入りによって周囲にはざわめきと熱気が渦巻いていく。


一方のルールー達4人は、
そんな周囲の熱気はどこへやら目の前に次々と出される料理を堪能するのと、
久しぶりの仲良い女同士の交歓に夢中だった。


以前なら酒も入って、ということも多かったのだが、
今回はルールーだけ珍しくバスを使わず自家用車で来ていたということもあってアルコールの入らない食事となった。


ユウナ達もルールーにしては珍しいこともある、と一瞬気にはしたものの、

目の前に出されていく料理の味付けと会話のお陰で
いつのまにか そんなことは綺麗さっぱり忘れてしまっていたのだった――――



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