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Purple woman
【二次創作 官能小説】

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Purple target-2

―――ギシッ・・・ギシッ・・・・



『んんっ・・・・ンっ、んっ・・・・』





日の光が僅かしか差し込んでいない茂みの奥に少し開けた場所があった。


そこにいたのは1組の男女。

女の方が両膝をついたまま俯せで地面に横たえられている。

その女のスカートをめくりあげた状態で、
上からのしかかるように腰を密着させている男。


互いに背中を向けているために彼女のいる場所から顔を判別することはできない。

女の方は金髪で小柄な体つきであり、
男の方は長身である彼女と同じくらいの背丈とがっしりとした体格と盛り上がった肩なのは分かる。


男女の服装も無論はっきりと識別できない
男の方がジーンズらしいズボンをやや下げ、露になった自らの下腹部を剥き出しの女の尻に密着させているのは遠目でも分かる。


相手の背中に自らの胸を押し付けるようにして密着し自らの身体を緩急つけて動かす男の所業。

そこで何が行われているか深く考えを巡らせるまでもなかった。









―――パキッ・・・・



『 ?!! 』



『 !!! 』




木陰から覗いているのに夢中のまま、思わず踏み出した先の小枝を踏みつけていた。


女の微かな呻きと草擦れ、そして男女の荒い息遣いだけの空間に、異質な音が響いた時。


彼女の視線の先の男女が振り向く。


彼女の瞳に映ったのは


口にテープを張られた涙を流す金髪の女、

そしてぎらりと光る瞳を持った黒い短髪の男、


そして男の首からかけられていたフクロウの首飾り―――――





‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


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