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Twin's Story 7 "Milk Chocolate Time"
【幼馴染 官能小説】

Twin's Story 7 Twin's Story 7 Twin's Story 7 Twin's Story 7

浄化-7

 真雪のベッドに腰掛けて、龍は身体をこわばらせ、赤くなってうつむいていた。健太郎から勝手に借りた青いビキニショーツだけを身につけている。
 「龍くんって、身体はもう大人みたいだけど、そのシャイなところはまだ子どもだね。あ、大人になってもシャイなままかな。ケンジおじの息子だもんね。」
 真雪は白いブラとショーツの下着姿で立っていた。
 「マ、マユ姉、ぼ、僕、は、初めてで、あの・・・・。」
 「あたしも初めてだよ。龍くんが。」
 「え?」龍は顔を上げた。
 「初めてだよ。」
 「本当に?」
 「うん。そんな風に見えない?」
 「だ、だって、すごく、なんかこう、せ、積極的じゃん。」
 「その人のことをちっちゃい頃から知っているから安心なのと、その人は年下だから、自分がリードしてあげなきゃ、って思うのと、」真雪は龍の前に立った。「何よりその人のことをあたし、大好きだから。」
 真雪は身を屈めて龍の唇に自分のそれを押し当てた。彼の背中に両手を回し、彼女は少し唇を開いてみた。龍は「ん・・・」と小さく呻いた。一生懸命目をつぶり、龍は長い間固く唇を結んだままだったが、真雪が舌先で彼の上唇を舐め始めると、徐々に力を抜き、自分も舌を真雪の口の中に差し込み始めた。「ん・・・。」真雪も呻いた。二人の身体は自然とベッドの上に倒れ込んだ。
 「あ、あたし、下になるね。」真雪は少し緊張したように言った。龍は無言でうなずいた。
 ベッドに仰向けになった真雪は目を閉じた。「龍くん、来て・・・。」
 「マユ姉・・・・。」
 下着姿のまま、二人の身体は重なった。そして今度は龍の方から真雪の唇に自分の唇を重ねた。両肘と両膝をベッドについて身体を浮かせたまま、龍は唇だけを真雪に重ねた。さっきよりもお互いの唇は柔らかだった。龍の鼓動はまるで100mをバタフライで泳ぎきった後のように速くなっていた。
 龍が唇を離した。真雪が言った。「ブラ、はずして。」
 龍は真雪の背中に手を回した。ブラジャー越しに龍の胸に真雪の柔らかな乳房が押しつけられた。背中のホックはなかなかはずれなかった。
 「はずせる?」真雪が小さく囁いた時、ぷつっ、と音を立ててホックがはずれ、真雪の乳房が解放された。龍はブラの肩ひもに手を掛け、ゆっくりと身を起こしてそれを真雪の腕から抜いた。ピンク色に上気したすべすべの乳房が目の前に現れたとたん、龍は息を呑んだ。
 「マ、マユ姉のおっぱい・・・。」
 「ちょっと恥ずかしい、かな・・・・。」真雪は龍の目を見て顔を赤らめた。
 「いいの?マユ姉。」
 「え?」
 「おっぱい吸ってもいい?」
 「い、いいよ。」真雪はまた目を閉じた。
 龍は恐る恐る唇を開いて、真雪の乳首をそっと舐めた。
 びくん!真雪の身体が反応した。龍は手で片方の乳房をさすり始めた。そしてもう一度、今度は口を大きく開いて乳首を吸い込んだ。
 「あ、あああん、りゅ、龍くん・・・。」真雪が喘ぎだした。龍は堰を切ったように荒々しく真雪の乳房を揉みしだき始め、もう片方を夢中で吸った。
 やがて龍は身を起こした。真雪は目をそっと開けて言った。「龍くん、あたしに・・・・、入れたい?」
 「う、うん。」
 「・・・・・・。」
 「ど、どうしたの?マユ姉。こわいの?入れられるの、いやなの?」龍は小さな声で訊いた。
 「いやじゃない。いやじゃないけど、なんだか・・・・ちょっと・・・。」
 「いやならやめるよ。僕、大丈夫。我慢できるから。」
 「だめ。」真雪は自分に言い聞かせるように強い口調で言った。「だめなの。今夜、あたし龍くんと結ばれたい。」
 「マユ姉・・・。」
 「でも、ちょっと危ない時期なんだ。今。」
 「危ない?時期?え?何のこと?」
 「そうか、龍くん、まだ詳しく知らないんだね。」真雪は枕元の小さなポーチから正方形の小さなプラスチックの包みを取り出した。
 「そ、それって?」
 「知ってる?」
 「見たことある。ヒ、ヒニングだよね。コ、コン・・・・、なんてったっけ?」
 「『コンドーム』だよ。あなたのにつけてくれる?」
 「そうか、赤ちゃんができるかもしれない時期、ってことなんだね。」
 「そうなの。」真雪は少し申し訳なさそうに言った。「ごめんね、龍くん。ほんとはそのまま入れたいんだよね。」
 「ううん。大丈夫。マユ姉のためだから。」龍はそう言って真雪の手からその包みを受け取った。
 「付け方、わかる?」
 「えっと、」包みを破って中身を取り出した龍は、丸められたそのゴム製のものを広げ始めた。「これをかぶせるんだね。」
 袋状に広げたコンドームを、龍は真雪に背を向けて自分の大きくなったペニスにかぶせようと試みた。「む、難しい。なかなかうまくいかないよ。」龍はそうやってペニスをいじっているうちに、だんだんと興奮が高まってきた。「マユ姉、僕、我慢できなくなってきちゃった。」
 「あ、ここに付け方が書いてあるよ、龍くん。」真雪は身を起こした。
 「あ、あああ・・・。」龍は呻き始めた。「で、出る、出るっ!」龍は広げたコンドームを先端にかぶせただけの状態で射精を始めた。どくっ、どくんどくん、どく、どく・・・・どく・・・・・。 その薄いゴム製の袋の中に大量の精液が放出された。
 「だ、出しちゃった・・・・。マユ姉。ごめんなさい。」
 「最初から広げちゃだめなんだよ。ほら、」真雪はその避妊具の入っていた小箱の隅を指さしながら龍に見せた。
 「そうか、こうやるんだ。知らなかった。」
 「初めてだしね。当然だよ。」
 「ごめんなさい。」
 「大丈夫。すぐに元気になるよ。龍くん。」
 「そうかな・・・。」


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