家族-1
以降、隼人は友美に最大の愛と優しさを持って毎日を過ごしていた。友美はそんな兄の愛に、1日ごとに深くのめり込んで行く。好きで好きでたまらなかった。もうこのまま隼人に愛され続けられるのなら、世間の常識などどうでもいいとさえ思う。結婚とか兄妹とか、そんなものはどうでも良く感じられてきた。
しかしそんな頃、とうとうその淡い思いが弾け飛ぶ事が起きてしまう。
「ああ…、友美…。気持ちいいよ…。全部くわえて?」
「うん。」
隼人の肉棒にしゃぶりつく友美。大好きな隼人の肉棒を美味しそうにしゃぶっていた。
「お兄ちゃん…、入れて欲しくなっちゃったよぅ…。友美のアソコ、もうグチョグチョ…。お願い、入れて?」
「しょうがないなぁ…。」
隼人はベッドに押し倒し挿入する。
「ああん!お兄ちゃん…、気持ちいいっ!」
「俺もだよ、友美…!」
友美の部屋でいつものようにセックスしている。
友美の体は日に日に熟れてくる。抱けば抱くほどにいやらしい体になっていくような気がした。表情も女っぽく見えてくる。セックスに喜ぶ友美の姿を見てますます愛して行く。
「ああ…友美!!もうダメだっ!!ハァハァ」
バックで突き上げていた隼人はフィニッシュに向け、正上位に体位を変える。
「来て…、お兄ちゃん…」
「友美!」
腰をグッと握り腰を一気に押し込む。
「ああん!お兄ちゃんのオチンチン!!」
「友美!!」
エクスタシーに向かい走り出した時だった。
「な、何してるのアナタ達!!」
急に響いた声に心臓が止まるほど驚いた2人。
「マ、ママ!!」
「お母さん…!!」
母の香織が凄い形相で2人を見つめていた。とっさに離れる2人。どうしていいのか分からない。とうとう見つかってしまた。いつかこういう瞬間が訪れるのではないかと思っていた。そしてとうとうこの瞬間が訪れてしまった。
「2人とも…、服を着て下に来なさい。」
「う、うん…」
溜め息をつきながら階段を降りていく香織。
「ど、どうしよう、お兄ちゃん…」
「…、でもいつかは打ち明けなきゃならない事だから…。」
2人は生きた心地がしなかった。服を着て重い足取りで階段を降りていくのであった。