サド公爵の館-5
体も心も衰弱仕切ってしまった、友美。隼人に秘密事をしていた事、そして今、失禁してしまった事、隼人に対して今までの人生の中で最大の申し訳なさを感じていた。
「お兄ちゃん、こんな妹でごめんなさい…。」
散々被虐した体、泣きながら見つめる顔、隼人はその友美の姿に胸がドキッとした。
「友美、良く耐えたな…。もう友美に二度とお仕置きはしないよ。今、友美の事を永遠に信じられる確信が持てたよ。友美は最高の妹だよ。これからは大切に、大切に友美を守って愛していくからな?」
「お兄ちゃん…。」
拘束を解いてくれる兄に、いつのまにか辛い涙から嬉し涙に変わっていた。友美を抱きしめ、ゆっくりとベッドに寝かす。そして甘い甘いセックスを与えられた友美。今までで一番愛の溢れる絶頂を迎える。
「ああん!お兄ちゃん…大好きっっ!!」
「友美!!」
隼人の精子が愛の結晶のように感じた。幸せそうな顔をして隼人の精子を飲み込む友美だった。