サド公爵の館-4
「ダメだな、気持ちよしちゃうと体が喜んでしまうな。痛みを与えないとな。」
隼人は再び鞭を手にする。そして激しく響く鞭打ち音と友美の悲鳴。完全に友美が痛がる姿が快楽に思えてくる。下を向き辛そうに涙を流す友美。隼人は友美を木馬から下ろし手錠を取る。そして優しくベッドに寝かせ抱きしめる。
「痛かったか?でも俺は友美が憎くてやってるんじゃないんだよ?愛しすぎてなんだ。わかるか?」
「うん…。私が気持ちを浮つかせなければお兄ちゃんだってこんな事しなくていいんだもんね。ごめんね?淫らな女で…。」
「友美は淫らな女じゃないよ。俺の大事な女さ。」
隼人は散々痛めつけた性器に舌を這わせる。
「ああん…。」
地獄から天国だ。あれ程苦痛を与えられた後の舌舐めは激痛を忘れてしまいそうな程に気持ち良かった。
「お兄ちゃん、気持ちいいよぅ…。お兄ちゃん、いつも友美を超気持ち良くしてくれる…。」
「今からのお仕置きに耐えたらもっと気持ち良くしてやるからな?」
「うん。」
隼人の舌は友美がイクまで這い続けた。
「じゃあ次はあれだ。貼り付けだよ。」
「うん。」
鞭打たの痛みと絶頂の快感が入り混じって残る異常な状況にふらふらしながら、全裸にされ壁の貼り付けに体を拘束される友美を待っていたのは蝋燭責めだった。
「ほら…」
徹底的に乳首に蝋燭を垂らす隼人。
「ああん!熱いっっ!!」
「ほら。」
「ああん!!」
隼人は腕、太股、と次々に蝋燭を垂らして行く。
「ああん、お兄ちゃん…!!」
涙目で、隼人を見つめる。体中のヒリヒリを緩和させるのはバイブ責めだった。蝋燭だらけの体のまま、友美は執拗にバイブで責められる。
「あああ…」
バイブで何回も絶頂させられた友美は体に力が入らない。
「ああん、ごめんなさい…ごめんなさい…」
友美は恥辱に満ち溢れた顔をしながら失禁を隼人に謝っていた。