絶対やってみたいんよぉ-7
タオルで濡れそぼった股間を綺麗に拭いて上気した顔で快感の余韻に浸るなつ子に、
「あんたなんて格好しとるん。ほんま行儀悪いわぁ」
デパートハシゴして戻った母親の容赦ない言葉が襲った。
「いやいやお母さん、カメラテスト終わって疲れてるみたいだから」とアシスタントが助け船を。
「せやかて、こういう撮影ってわかってるやんかぁ」
普段のなつ子に戻ってあたふたと服を着始める。
とりあえず母親はビデオと写真集を見ているのでどんな撮影なのかは十分承知しているだろうが、実際に今日の恥態をあからさまに母親に見せる勇気はなつ子に持ち合わせていなかったようだ。
しかし今日の強烈な体験はしっかりなつ子の頭と身体に焼き付けられ、ロケ当日までのオナネタには困りそうもないだろうことは容易に想像できる。
「俺の後ろのカメラ回っているの気づいてたんやろなぁ?」
後片付け中のアシスタントに向かって、監督はなつ子への容赦ない羞恥の豆鉄砲を投げかける。
「そうみたいですね。カメラの赤いランプに気づいたとたん、タオルをはだけて、しかもカメラの真っ正面になるように身体の向きを変えてM字開脚して」
「なかなかの逸材や、ええめっけもん、金の卵かもしれんわ。さっきお母さんと向こうで交通費の精算してたとき、なつ子がこっそり今日撮ったビデオと写真は何度も見るの?って聞いてきた」
「なんておっしゃったんですか?」
「今日のはカメラテストのだから売り物じゃないけど、俺もアシスタントもスタッフの男性も、何百回と見るかも。それにカメラテストを受けに来た女の子にもお手本だって言って見せるかも。あとあの写真集やビデオに出てた子にもって」
「それで?」
「なつ子は顔真っ赤にして鼻膨らませて、ソファでカメラ動いてるの気づいたからちゃんとオ・メ・コ見せてオナニーしたよ。それに監督のお話ししてること…なつ子も同じ事繰り返してなぞってるよ。いっぱい見てほしいねんって」
「あら、それは楽しみ、私もそれ見てオナしたくなるわ」
やはりこういう仕事をしているだけあって、アシスタントも女性ながらかなりの変態…かも。
つづく