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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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婦人警官、レイプされる。-9

 体の傷みよりも、対面に座りじっと見つめる麻耶の視線の方が痛かった。
 「美山さん…、何があったんですか…?」
視線に耐えられずにふと外す。
 「…。」
言うのを躊躇う。
 「美山さん…」
心配そうな麻耶に、静香は思い口を開いた。
 「…レイプ…されたの…。」
 「!?レ、レイプ…」
言葉を失った。
 「でも美山さん、あんなに柔道強いのに…。城南署内の男の人にだって負けない腕前じゃないですか!」
そう、署は違うが麻耶も警察官なのだった。
 「麻耶ちゃん、暴漢は手段を選ばないの。柔道に対して柔道で相手はしてくれない。私は暴漢の怪力の前に何も出来なかった。ルールがなければ、やっぱ女は男の力には適わない。思い知らされたわ…。」
 「そ、そんな…。」
もはやいつでも自信満々な静香の姿はなかった。
 「惨めよ?こんなになるまで顔を殴られて、服を切り裂かれて…、濡れてないアソコに無理矢理入れられて…、でもレイプされてるというのに濡らしちゃって…、挙げ句イッちゃって…。今まで築いてきた全てのものを全部奪われた気持ちよ…。」
中に出された事だけは言えなかった。
 「ひ、酷い!!相手は誰なんですか!?」
 「分からない…。でも相当恨みを持ってたみたいだから、痴漢で捕まえたことがある人の中の誰かだと思う…。」
 「逆恨みですね!?美山さん、被害届けを出して犯人捕まえましょうよ!」
 「そ、それはダメ…。」
 「な、なんでですか!犯人捕まえなくないんですか!いつもの美山さんらしくないですよ!?」
それは本人が一番良く分かっている。しかし、ゆっくりと口を開く。
 「麻耶ちゃん…、レイプされた女の気持ち、分かって…?」
 「美山さん…。」
ハッとした麻耶。
 「ごめんなさい…。私、警官としての美山さんの事しか考えてなかった…。女としての美山さんを全く考えてませんでした。ごめんなさい…。」
女として考えれば痛いほど静香の気持ちが分かった。
 「よくレイプ被害者に、勇気を持って立ち向かえって言うけど、いざ自分がレイプ被害者になったら、とても勇気なんて出ないのが身に染みて分かったわ…。」
警官としての自信を全て失いかけ、何が真実なのかも分からなくなってしまった静香だった。警察官とは因果な仕事だ。正義のため、必死で働いた結果、いわれのない恨みを買ってしまう。それが今回レイプという、女にとって最悪の形で現れてしまった。何とか力を振りしぼって立ち向かいたい気持ちはあるが、しかし痴漢捜査はもう二度としたくない気持ちに支配されていた。


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