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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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婦人警官、レイプされる。-10

 レイプから一週間、麻耶の協力もあり、何とか身体の傷も目立たなくなり静香は出勤した。
 「もう平気か?」
 「はい。」
 「今日は珍しく服装が地味だな?」
 「いつまでもチャラチャラしたカッコは止めようと思いまして…。」
 「そうか。」
静香はレイプされて依頼、スカートをはかなくなった。地味な服を着るようになった。それは男を刺激しそうな服装をするのが怖くなったからだった。痴漢捜査に復帰するのは非常に恐かったが、いきなり抜けたいと申し出るのも不自然に思われそうであり、また微かに残っている警官としてのプライドが僅かな勇気を奮い立たせたからだ。この時だけは短めのスーツを着用するが、今までは感じなかった恐怖心を感じながらの捜査となっていた。
 そして自ら痴漢の手を取り押さえる事がなくなった。目視して取り押さえるのは周りにいる私服捜査員だった。静香は体を撫でられるのを必死で耐えるだけになった。それでも仲間の捜査員達は何も言わなかった。静香のストレスを少しでも和らげてやろうと話し合ったからだ。痴漢と対峙する女の気持ちを理解してくれていた。
 今日の仕事も終わった。静香は遠回りしても人気の多い明るい道を通って帰るようになる。それでもアパート付近は静かで暗い。そこを足早に通り抜けて部屋へと急ぐようになった。
 部屋に入りホッとする静香。しかしまさか今、その姿を忌々しい覆面男に陰から見つめられているとは思わなかった。そんな時、携帯が鳴る。非通知だ。嫌な予感がする。躊躇いながらも出た。
 「もしもし…。」
 「やぁ、すっかり傷は治ったかな?へへへ」
 「!?」
嫌な予感が当たった。あの忌々しい声が思い出したくない記憶を蘇らせる。
 「な、何の用…?」
 「いやね、レイプ一週間記念にプレゼントあげようと思ってさ。取りあえず一つ送るから見てよ?」
 「送るって…」
その瞬間メールが来た。どうやら携帯を2つ持っているようだ。そのメールを開くと画像が添付されていた。恐る恐る画像を見る。
 「なっ…!?」
目を疑った。あの小屋で服を引き裂かれ下半身剥き出しで床にグッタリしている静香の顔を足で踏みつけてピースしている覆面男の画像だった。恐らくレイプ直後、スタンガンで気絶させられている時に撮影したのだろう。静香はショックを隠し切れなかった。
 「や、やり方が汚い…。」
 「いや、本当はね、個人的なコレクションにしとくつもりだったんだよ。でもさぁ、懲りずにまた痴漢退治なんてしてるからさぁ、気が変わったんだよ。俺に対する挑戦だろ?」
 「わ、私はただ…仕事だから…」
 「自分から降りるって言えばいいだけだろう?その根性にむかついたんだよ。写真はそれだけじゃないのは分かってんだろ?全部見たいだろうから、城南署の美山様宛で送っておいたよ。USB2枚入れて、ね?明日の朝には着いてるはずさ。見てごらんよ。」
 「し、署には送らないで!」
 「指図は受けないよ。」
 「そ、それに、何で携帯番号とか知ってるの…?」
 「そんなの赤外線通信したに決まってるだろ?」
 「わ、私のスマホは点を4つ繋げると解除するセキュリティーをかけてるのよ?私しか分からないはずなのに。」
 「ははは!お前は用心が緩いからレイプされんだよ!セキュリティーに安心し過ぎだ。」
 「どう言う事!?」
 「バーカ、点をなぞって解除するんだろ?1日何回も。という事は画面に線の手垢がしっかりと残るんだよ!画面を斜めから見てみろ?しっかりと跡がついてるだろ?」
静香は確認する。
 「あっ…」
確かに答えがそこにはあった。
 「おかげでお前の情報だけでなく、登録してある情報、みんな貰っちゃったよ。女の名前いっぱいだな?片っ端からレイプしてやろうかな?」
 「や、止めて!みんなは何の罪もないでしょ!!」
 「確かにないな。まぁお前が痴漢捜査から降りれば止めてやるよ。」
 「や、止める!!止めるから他の人には迷惑かけないで!!お願い…します…。」
 「フフフ、分かったよ。明日お前が痴漢捜査してるかどうかしっかりと見てるからな?もししてるようなら、まずはこの赤石里穂ちゃんって子をレイプしに行くからな?楽しみだ。」
そう言って一方的に電話を切った。
 「もう嫌…。痴漢捜査なんて止める…。」
精神的にどん底まで落ち込んだ静香だった。


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