出会い-1
初めて、由香里と出会ったのは・・・合コンの席だった。
彼女は目立った存在で、誰もが彼女を口説こうとしているのは明白だったが
僕と言えばアルコールに弱く、隅っこでちびちびとビールを飲んでいると言うより
舐めているという状況だった、僕自身も彼女の魅力を感じ・・常に彼女を目で追いかけていた・・合コンは男性4名女性4名と同数だったが、圧倒的に彼女が一番だったが、飲んでからのノリはいまいちだったので、彼女を意識していた男はそれぞれノリの良い女性へ標的を移していった。
「おい政輝のんでるか?」男性の仲で合コンに場馴れしている修平が声をかけてきた。
「うん・・・飲んでるよ」
修平は耳元でこごえで「トイレいってくるぞ」といいながら、ニタニタしながら隣に座っていた薫と席を立ち「ツレション」と笑いながら、トイレに向かった。
僕は、由香里と話たかったが・・・なかなか話しかける度胸はなく、時間だけが経過していった、やがて由香里もトイレにたった・・
僕も思い切って・・・由香里に声をかけるべく席を立つと彼女を追うようにトイレに向かった。この居酒屋は男女別々のトイレになっていた。
女子トイレの前で彼女と出会うべく、偶然を装うためにトイレ前をウロウロとしていたら勝手口のそとから女性の声が聞こえてきた。
「うっ・・だめよ こんなところで」消え入りそうな声だが、本当に拒否しているようではない・・・
「あっ・・だめ・・いやよ」という薫の声
思わず息を飲み、声に耳を傾ける。
「こんなに感じてるじゃないか・・・エッチだ薫は」と修平の声が聞こえる。
このドアの向こうで、セックスをしているのは確実だった。セックスというか愛撫の段階なのだろう。
「修平・・・私こんなところで・・恥かしい」と薫の声に僕の股間もいつの間にか反応している。
「こういうところで、興奮してるんだよ、君の感情とは別に体は正直だね」
「いや、そんなこと言わないで」とか細い薫の声がまた艶めかしい・・・
僕は、もう声だけでは物足りなさを感じていた。ゆっくりとドアをあけ隙間から二人の様子をのぞくことにした。
僕の目に飛び込んできたのは、ビルの谷間で薫が胸を出し後ろから修平が愛撫している姿だった。薫の肌は小麦いろで締まった体が印象的だった。乳首はピンクいろで先端は勃起しており、空の方向に突き上げている。修平は念入りに薫の乳房を愛撫しているときには乳首の先を荒々しくつまんだり・・・引っ張ったり・・
「いゃん・・痛い・・いたいわ」と小さな声で明らかに感じている声だった・・
DVDで、男女のセックスは何度も見たが・・・
肉眼で・・友達のセックスを見るのは初めてだった。
初めての経験で僕の股間はいつもより勃起し、痛いぐらいに硬直している。
「修平いや」という声が聞こえたので、二人に視線をもどすと・・
修平は大胆に彼女のスカートをまくり・・・後ろから彼女の下着の上から性器を愛撫しだした。
「薫こんなに濡れてて恥かしいはないだろー」とちょっと意地悪そうにつぶやいている。
「そんな・・・そんなこと言わないで」僕は、二人の行為に夢中だった・・・
やがて薫の声も・・抵抗の声ではなく、ただ単に快楽に身を任せたあえぎ声になってきた。
「あん・・・うっ・・あっー」その声が僕を夢中にした。
修平は無抵抗になった、薫の下着を一気にずりおろす・・・下着がおりる瞬間彼女と下着と性器の間に糸が引いていたように見えたのは気のせいなのかも・・
と思いながら、二人の行為を凝視する・・
修平は彼女にお尻を突き出させ・・無防備になった彼女の性器を舐めだす・・薫はしびれたように体をぴくぴくさせ「いゃー汚い・・汚いよ」と泣き出しそうな声をだす。
かまわず修平は彼女の性器を音をたてながら舐める。
「いや・・いや」と抵抗のない抵抗を薫はしながら、修平の舌に身を任せていた。
「もう・・だめ・・修平のをちょうだい」というと、まってましたとばかり修平は硬直した肉棒を取り出し、薫の中に挿入した瞬間薫は「うーーあっあっあー」という声を上げ自らも尻を前後させ快楽に身を任せる。
修平も小刻みに腰を動かし・・・彼女とリズムを合わせるように、肉棒を出し入れしている。だんだん二人の動きが激しくなる。最初小さな声だった薫の声も大きくなっている・・「あっ・・あっ・・いい・・いく・・・いく」と薫はくるったように声を上げ果てていった・・修平もほぼ同時に射精したように。脱力していった。。
一連の行為を見ながら知らず知らずのうちに僕もズボンの上から股間をみずからの手で刺激していた。いくまではなかったが・・・
それなりに興奮でき満足だった。。
居酒屋の席に戻ろうとし・・振り返った先に・・・由香里が立っていた。。