第2話-4
先輩 「俺はもう、何を聞いても驚かん。お前の言う事も信じる。だから、続けろ」
後輩 「まあ、何でもいいですけど、中断が長かったので、どこまで話したのか忘れちゃいましたよ。え〜と、確かパクッの所まででしたっけ」
先輩 「そうだ、そこからだ」
後輩 「はいはい。え〜っと。内田さんが俺のアレをパクってして、チュパチュパして、ジュボジュボしてくれてですね……そうそう」
先輩 「何だ」
後輩 「俺、めっちゃ気持ちよくなっちゃって〜、マジ、ヤバかったんですよ」
先輩 「ヤバイって、お前、まさか……」
後輩 「でも、内田さんったら顔に似合わず、凄いんです」
先輩 「凄いって、何が?」
後輩 「俺がヤバイって思った瞬間にですね。俺のアレを口から出しまして」
先輩 「そ、それで?」
後輩 「そのまま、ズボンのチャックをジィーって上げて、ニコって笑って、言うんです」
先輩 「な、何て」
後輩 「まだダーメって」
後輩 「あ、これ、部屋に入ってまだ5分くらいの話です。しかも、入り口でして。で、ようやく部屋に入ったんですけど、それからがもう、内田さんの本領発揮っす!」
先輩 「どういうことだよ?」
後輩 「大人の女から、今度はプリンセス内田っす!」
先輩 「プリンセス内田?」
後輩 「はい。内田姫っす!!」
先輩 「なあ、杉浦。お前の話は何で、そう極端に具体的か、極端に抽象的なんだよ。内田姫っす!って言われても分かんねえよ」
後輩 「分かってますって。生々しい話ばっかりじゃ、つまらないと思ったんですよ。任せて下さい。プリンセス内田、きっちりとお話しますから」
先輩 「分かった。もう分かったから、早く続けろ」