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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第5章-4

少々生臭い酒の匂いがする。
私も同じなのだが。

「あの・・彼女らに(性と恋愛に関する講義)をして貰えませんか?」
「え?」

私は思わず彼の言葉をもう一度聞いた。


「ええ、(性と恋愛に関する講義)ですよ、そういうのは貴方はお得意でしょ」
「そ、そう言われてもね、でも本当ですか?」
「こう見えても、私は嘘は言いませんよ、酒は飲んでいますがね、あはは・・」

私は飲んで少し低迷した頭で考えた。


(これが、本当なら面白いかも知れないな、
バーやスナック等の水商売の女達と違い、
生の女子大生に、
私の得意なエロチックな話で盛り上がったら楽しいかも・・)


「それで、何人くらいで、どこで講義するのですか、まさか大学では?」
「ええ、勿論大学ではありません、そんな処で出来ませんよ、その代わり・・」
「なるほど、その代わり?」
「来週から学校が夏休みに入るので、よろしければ私の軽井沢の別荘でどうですか」
「えっ?別荘ですか、貴方の?」

「はい、実は女房の実家の所有ですが、良い所ですよ」
「なるほど、彼女達のバカンスにもなりますね」

「そうです、それに、話が決まれば、女房も良ければ参加させますが、応援にね」
「それは楽しそうですね、良いんですか・・奥さんにもそんな話をして」

「勿論、大人ですから、彼女もそういう話は嫌いじゃないと思いますよ」
「なるほど・・・わかりました、引き受けましょう」


そういう訳で、話はとんとん拍子にまとまったようである。
人数はおよそ仲の良い6名程が参加すると言うことになった。
勿論、学生は女子大生である、
後は准教授の奥さんも参加するはめになった。


私はアルコール持参と言うことで、学生達は会費制ということになった。
その前に私は准教授に、学生達に予め伝えて欲しいと言っておいた。

それは・・・
「私の話はあまり学術的でなく、自分の経験談が多く、卑猥な話になるでしょう、
多分、そうなる可能性が高いと思う、それを承知なら心を込めて講義をします」と。

後日、それでOKです、
と言う女子大生達からの回答があったらしい。





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