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富子淫情
【歴史物 官能小説】

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富子淫情-21

―――チュクチュク・・・・



―――ピチャピチャ・・・・



「んんん・・・んはぁ・・・・ん」



下腹部と唇から押し寄せてくる快楽の波。

それは今まで絶頂を迎えてきた富子を何度目かになる絶頂に容易く引き戻す―――





「ンンンンッッ!!!」




唇を重ねたまま富子は達し、
兼良の指を締め付けていた“果肉"の切れ目からは今までになく大量の“果汁"が吹き零れた。

3人の汗と体臭、そして“果汁"の香りが混ざりあい寝所の中に立ち込めていく。





「素晴らしい反応ですぞ、富子様・・・。

このようなものを見せられては、わしのもこのようになって・・・・」



目が闇に慣れはじめ、
噴き出した“なま暖かい液体"を自らの指や腕に感じたせいか、

兼良の声はやや興奮で上ずっている。


やがてゴソゴソと衣擦れする音が富子の耳に入り、
彼女が右近との口吸いを一端止めた瞬間には
彼女の“果肉"の切れ目に熱を帯びた感触が押し付けられた。


それは富子自身に馴染みあり、
先程まで“別の男のそれ"を自分の中に迎え入れていたもの――――


大きさや硬さはにはやや及ばぬが、
それでも学者の老人のイメージとはかけ離れたものであることは間違いない。





この夜2本目の肉棒が、

勢いよく富子の中に入っていった―――――


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