妄想その2-1
妄想その2
金曜日の夕暮れ、俺は家路を急いでいた。
同僚達からの飲みの誘いも断った。
当たり前だ。男だけのしょうもない飲み会より、今の俺にはもっと大切なことがあるのだから。
自宅のマンションに着くと、階段を駆け上がる。
「お帰りなさ〜い、アナタ」
玄関を開けた瞬間、美雪の可愛らしい笑顔が目の前に飛び込んできた。
「早かったね。ご飯にする?それとも、お風呂にする?」
俺の手から鞄を受け取りながら、ハートマークいっぱいの声音で美雪が聞いてくる。
部屋の奥からいい匂いが漂ってきて、思わずお腹が鳴ってしまう。
「うん。じゃあ、先にご飯にしようかなぁ〜」
俺も、ハートマークいっぱいで答える。
今日もまた、美雪とのラブラブの時間が始まる。
「は〜い。じゃあ、直ぐに支度するから、ちょっと待っててね」
スリッパをパタパタと鳴らして美雪がキッチンへと入っていく。
頬を緩ませながら、その後ろ姿を見つめている俺。
ミニスカートに花柄のエプロン姿が愛らしい。
小柄な身体、スカートに包まれた丸くて、小さなお尻、そして、スカートから伸びる足は真っ白で見るからにスベスベしていて若々しい。
美雪は、一回り以上も歳の離れた俺にとても従順で、素直だ。だから、時おり意地悪をしたくなる。
そんなとき、怒って頬を膨らませたり、ときには顔を赤く染めて恥らう仕草がまた堪らない。
今もまた、俺はキッチンに立つ美雪にそっと近づき、後ろから腰を抱き締める。
「今日のおかずは何かな〜?」
「きゃっ!」
本当に驚いたのか、美雪は小さく悲鳴を上げ、身体をビクッと震わせた。
「もう〜アナタ、危ないわよぉ〜」
抗議の言葉を口にするが、嫌がっている様子はない。
「おお〜、今日は俺の大好きな肉じゃがじゃないか」
後ろから美雪の肩に顎を乗せて、鍋の中を覗き込む。
身体を密着させたまま、美雪の小さな尻に固くなった股間を押し付けてやる。
美雪の白い頬が赤く染まり始めてきた。意地悪したくなって、さらに強く押し付ける。