妄想その2-2
「もう〜アナタったら邪魔〜。あっち行っててよぉ〜」
「分かったよ、ゴメン、ゴメ〜ン」
わざとおどけた口調で謝りながらも…
「ご飯食べたら、一緒に風呂に入ろうな」
美雪の耳元で囁く。
「ヤダ…もぅ…」
美雪は耳まで真っ赤にして俯いてしまった。
誰にも邪魔されず、誰の目も気にすることなく味わう新婚気分は最高だ。
まだ26歳のこの若い身体を一晩中好きにできるのだと思うと、冴えない中年サラリーマンの俺にとっては、天にも昇る心地だ。
小柄で細身ながら、バストは豊満で、何度抱いても飽きることがない。スベスベの肌の感触は堪らないほどで、一晩中でも撫で回し、舐め回していたいと思わせるほどだった。
「アナタ…はい、あ〜ん…」
「あ〜ん…んっ…モグモグモグ…」
「おいしい?」
「うん、凄くおいしいよ」
きっと、俺の目尻は下がって、鼻の穴も膨らんでいるだろう。でも、仕方ないじゃないか。こんな可愛いんだから。
「よかった〜。たくさん作ったから、いっぱい食べてね」
美雪が笑顔とハートマークを振り撒いてくる。
もうそれだけでメロメロだ。
ずっと側に置いておきたいと思ってしまう……。
俺は、幸せ気分いっぱいで風呂に浸かっている。
美味しい食事に、熱い風呂…。新婚気分って本当にいいものだ。
もちろん、この後は…
もう、俺の股間はお湯の中で固くなっている。
「美雪ちゃ〜ん!どうしたの?早く〜」
「ごめんなさい。お待たせ…」
風呂から声を掛けると、バスタオルを身体に巻いた美雪が入ってきた。
恥ずかしそうに両足を閉じて、おそるおそるとした足取りだ。
「ほら、早く〜!」
俺は、我慢できずに美雪の手を取り、浴槽へと引っ張る。
勢いでバスタオルが外れ、美雪の白い身体が露わに…
美雪は素直に浴槽へ入ってきて、二人の身体が湯の中に沈んだ。