ジョシコウセイ-1
隼人が友美以外の体を知ったのは約1年前…高校入学当初であった。以来、複数の女を既に抱いていた。色んな女を経験した事が友美とのセックスに多少なりとも現れてしまったのかも知れない。隼人が初めて友美以外の女を抱いた相手…それは楠田麻里だった。
中学のバスケ部の先輩、高校でもバスケ部に所属している。顔見知りの麻里はすぐに隼人に接近した。
入学式の日から麻里は隼人を見つけ話しかけてきた。
「隼人君、また同じ学校だね!もちろんバスケ部入るんでしょ?」
「はい。」
一年見ない間にあかぬけた麻里。スラッとしてモデルみたいだ。髪はショートカットで品のいい茶髪。いいお姉さん、そんな感じだった。
「友美と離れ離れで寂しいでしょ?」
「そんな事ないっすよ。」
「でも友美も当然うちの高校来るんでしょ??」
「そう言って勉強頑張ってますよ。」
「そっかぁ…。また独占される前に…」
「えっ?」
「何でもないわ?フフッ。またこれからも宜しくね?」
「はい。」
ニコッと笑って去って行った。
(麻里先輩ってあんなに可愛かったっけ?)
魅力的に感じた。麻里を見ているだけで、やっぱ女子高生は大人だな、そう思えた。
周りを見渡しても中学生より断然大人っぽい女子が多い。友美には悪いが胸がときめいてしまった。
(麻里先輩、確か俺の事好きなんだよな。ヤレるかも…。麻里先輩、きっとイヤラシイよな。ヤリてぇ…。)
高校生活が楽しみになってきた。