投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

The guard who loves me
【二次創作 官能小説】

The guard who loves meの最初へ The guard who loves me 6 The guard who loves me 8 The guard who loves meの最後へ

The guard who loves me-7

―――今ラグナがいるのはグランパルスのある街の郊外、

人気のない路地に停めてあったレンタカーに乗ろうとドアの取っ手に手をかけた瞬間だった。









―――今回ジャーナリストとしてラグナの受け持った仕事。

それは、グランパルスを支配する事実上の政府機関・“聖府”が非合法で行っているパージについて
その内幕を探りだし公表することで、パージそのものの合法性を世界に問うことが狙いだった。


入国の際にはジャーナリストの肩書きを使ったのだが、
聖府の情報・監視網はラグナの前歴もおさえたのだろう。気づけば誰かに見られている感じを受けるようになる。


それに構わず、パージ関係について情報収集をしはじめたのが決定打となったのか、

“元・傭兵のジャーナリスト”を消去するため、今目の前にいる女刺客が送り込まれたのだった。


―――だが文字通り火花を散らした両者の戦いにも、遂に決着の時がやってきた。



―――ヒュゥッ!!



―――ガッッ・・・・




「 !!! 」




勢いよく突きだされた槍先を受け流すと同時に、
ラグナは三節棍の継ぎ目を掴むや、
そのまま相手の懐に飛び込んだ。



「 くっっ!? 」



思わず身をかわして距離を取ろうとする女にその暇を与えず、
ラグナの拳が女の鳩尾を直撃していた。




The guard who loves meの最初へ The guard who loves me 6 The guard who loves me 8 The guard who loves meの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前