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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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終わりのない恥辱-5

 いますぐにエリナをこの手で引き裂いてしまいたい衝動に駆られる。かといってうかつに手は出せない。みずきが直接エリナを痛めつけたとわかったら、斎藤は今度こそみずきを許さないだろう。あともう少しの我慢。レースの夜、大塚と男たちにさんざんな目に遭わせてもらって……そう、もういっそ殺してしまってもいいくらいだ。あのあたりには人がよりつかないような山道もたくさんある。迷いこませて断崖に立たせ、あのほっそりとした背中を思い切り突き飛ばしたら、さぞかし気分がいいだろう。

 そうしてエリナが消えてしまえば、今度こそ一樹くんの隣で笑うのはこのわたし。

 エリナを殺す。永遠に消してしまう。それはとても素敵なアイデアのように思えた。返却口にトレイを戻しながら、みずきは頭の中でその方法についてじっくりと策を練っていた。楽しい思いつきに、口元を緩ませながら。

 それからの毎日はみずきにとって暗い悦びに満ちた時間だった。仕事のちょっとした合い間、食事のとき、また大塚の相手をさせられているときでさえも、どうやってエリナを殺すのがいいかを考え続けた。

 楽に逝かせはしない。できるだけ長く苦しませたい。男たちに嬲らせるのもいいけれど、最期はきっと、この手で。妄想の中で何度エリナの胸にナイフを突き立てたかわからない。血の海の中でのたうちまわるエリナ。それは想像するだけでじゅうぶんにみずきを興奮させた。


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