穴の快感-5
汗を流してバスケをする兄の姿が大好きだ。きっと隼人が兄じゃなくても同じ気持ちだ。胸がときめく。
男子が休憩に入った。座り込み汗を拭く隼人を見て恥ずかしくなる。
(あっ…、さっき私のアソコを拭いたタオルで…!)
しかもこちらをチラッと見る隼人。悪戯っぽく笑っていた。
(や、やだ…匂い嗅いでる!や、やめてお兄ちゃん…)
1人で顔を赤くしてしまう。
(友美のオマンコの匂い…。)
自分だけしか知らない匂いにムラムラする。恥じらう友美を見るのもたまらなかった。
(ダメだ、ヤリたくなってきた…!そろそろ大丈夫かな?友美のオマンコ、今日確認してみるかな…。)
覚えてしまったセックスの気持ち良さは、そう簡単には忘れられなかった。
そして部活が終わる。着替えていつものように待ち合わせて一緒に帰る。
「隼人君、バイバ〜イ!」
「お疲れっす。」
ニコニコしながら麻里が手を振って帰って行った。
「お兄ちゃん、麻里先輩、好みのタイプでしょ?」
「ん?可愛いよね、麻里先輩。」
「ふ〜ん…。」
機嫌悪そうにそっぽを向く。
「でも友美の方が可愛いけどね?」
「いいですよ〜、別に〜。」
「へそ曲げるなよ〜。」
頭を撫でる。
「別にへそ曲げてないしぃ。」
「ははは。なぁ友美…?」
「なぁに?」
「そろそろ平気かな?」
何が平気なのかはすぐに分かった。
「多分…。」
「これから家帰って確認してみようか?」
「う、うん。」
ちょっと怖かったが、兄が求めているのだ、期待には答えたい、そう思った友美だった。