処女は兄に-8
亀頭が膣口に当たる。思わずビクンと構える友美。怖くないと言えば嘘になる。緊張し、少し体を震わせる。
「友美、大丈夫だよ。俺がついてるから。」
「うん…。」
今までいつでもどんな時でもお兄ちゃんがついていてくれて、守ってくれた。友美はどんなに痛かろうが耐える決心をした。
「友美…」
「お兄ちゃん…」
入り口に入ってきた感覚を覚える。そしてそれはやってきた。
「あ…、い、痛いっっ!」
体を裂かれるような激痛が走る。それがどんどん強くなる。
「ああん!い、痛いっっ!痛いっっ!」
「友美!!」
隼人は一気に奥まで突き刺した。
「あああん!!」
気が遠くなりそうな程の激痛だ。下半身がジンジンと痛む。
「ああ…、友美…とうとう俺達、セックスしたよ?」
「うん…う、嬉しい…ああん!」
「ああ…き、気持ちいい…。オマンコってこんなに気持ちいいのか…ああ…」
キュキュッと締め付けられる肉棒。初めて知った女の体に喜びを覚える隼人。
「友美…、痛い?」
「痛い…けど平気…。ハァハァ…。止めないで、最後までして…?」
激痛に歪む顔、涙目で耐える友美に胸がキュンとする。
「我慢できる?」
「うん…。」
「友美…」
隼人はぎこちなく腰を振る。少し動くだけでも激痛が走る友美。しかし隼人の体を抱きしめ必死で耐えた。どんなに痛くても大好きな兄になら…、この時感じたこの気持ちが、これからずっと友美の中に植え付けられる事になる。