処女は兄に-3
そして運命の日がきた。今日は土曜日、体育館が工事で部活は休みだ。授業を終えると2人はいつものように一緒に帰る。
「お兄ちゃん、寄り道してく?」
「いや…、真っ直ぐ帰ろう。」
「う、うん。」
隼人の様子を見て、隼人が何を考えているのかが何となく分かってしまった。しかし友美は嫌ではなかった。隼人を受け入れる心の準備はできている。むしろ友美もそれを望んでいた。
言葉少なげに家まで帰る。鍵を閉め手を洗い隼人の部屋へと入る。隼人は決めていた。ウジウジ悩まないでスパッと言おうと。
「友美!セックスしないか?」
いくら心の準備をしていたと言っても、いきなり言われるとさすがに困惑した。面食らった表情を浮かべた友美。しかしすぐに恥ずかしそうに答えた。
「うん。」
「マジで??」
「うん。私もお兄ちゃんとセックスしたいって思ってたから…。でも最初、超痛いって話を聞いて少し怖くてなかなか言い出せなかったの…」
「俺も女の子は痛がるって聞いた。」
「でも平気。初めてだけ我慢すればいいんだから。そうしたら毎日お兄ちゃんとセックスできるし。」
「友美…!」
隼人は友美をベッドに押し倒す。
「初めての相手は友美だって決めてたんだ…。」
「私も…。私、他の人のオチンチンなんて舐めるの嫌だし、精子も飲めない。お兄ちゃんとだけこういう事できるの。ずっと…」
「友美…」
キスをする隼人。顔を赤らめながら侵入してくる舌に舌を絡ませる。
「んん…」
とうとう処女を捨てるんだ…、そう思うと少し緊張してきた。