処女は兄に-10
次第に余韻が冷めてくる隼人。肉棒も萎え、自然に膣から外れた。
「と、友美…大丈夫??」
「い、痛いよぅ…んんん」
大丈夫、そう言いたかったが言えない程に痛かった。
「あ…」
自分の肉棒を見て驚いた。血がついていた。
「友美…」
血を見て初めて本気で心配する。
「お兄ちゃん、お願い…。ギュッて抱きしめて…。」
「あ、ああ。」
再び体を重ねると、友美は隼人に抱きついてきた。隼人も友美の体を抱きしめる。
「お兄ちゃん、私…お兄ちゃんに処女をあげて良かったよ…。」
「本当?」
「うん。私、お兄ちゃんを誰にもとられたくないし、私は誰にも奪われたくなかった。ずっとお兄ちゃんのものでいたい…。」
「友美…。友美は俺のものだ。誰にも渡すもんか。」
「お兄ちゃん…」
嬉しさと痛さで泣き始めた友美の背中と頭を優しく撫でながら抱きしめる隼人。
隼人の初恋と友美の初恋…2つの初恋は1つだった。それが兄と妹の関係でも構わない。間違いなく2人は愛し合っていた。
体の契りを交わした兄妹。他の誰よりも深い深い絆と愛で結ばれていく。