バイク-1
子供のころ、家の車庫は、私のお気に入りの遊び場だった
普段、平日はパパがお仕事に車で出かけてしまえばパパが帰ってくるまで車庫には誰も来ないので私にとっていい遊び場になってた。
雨でも遊べるお気に入りの場所。
シャッターが閉まってれば誰にも見られない秘密の遊び場だった。
車が出てしまえば、かなりのスペースがある。
この秘密の空間で私は、どんどん大胆な遊びをするようになっていた。
一番最初にしたのは、ここで全裸になったことだ。
密室でありながら、ここは、外のような感覚の空間。
外で全裸になってる恥ずかしさが、異常な興奮を覚えた。
床にレジャーシートを敷いて全裸で寝そべってオナニーしたこともある。
車庫にはバイクも一台、止められていたが、普段は、自動車ばかり使われていてこのバイクは、いつも埃をかぶっていた。
当時、女子高生が刑事というドラマが、はやっていた。
その中でヒロインがセーラー服でバイクに乗るシーンがあり、当時中学生だった私は、それに憧れ、止めてあるバイクに制服のまま跨ってみた。
バイクのシートに股間が擦れる感じが、気持ちよく、私は、たびたび、バイクに跨った。
金属部分の冷たい感触も好きだった。
あるとき、私は、大胆な行動に出た。
シートの擦れる感触が、パンツ越しじゃなく直接だったら、もっと気持ちいいかなと思った。
「Cちゃんになら、直接触って欲しいの」
バイクの事に詳しくなかったが、ボディーにCBRと書いてあったので私はCちゃんと呼んでいた。
私は、全裸になると、いつも感じる外にいるような恥ずかしさにこのままバイクに股がろうとしている期待にいつも以上に興奮し股間は、びしょびしょに濡れていた。
股間を濡らしたまま、バイクに跨る。
「あんっ」
股間がシートに触れたとたんに声が漏れた。
キュッキュッ股間を前後に動かしシートに擦る。
「はふっ・・・はんっ・・・Cちゃん・・恥ずかしい、音を立てないで・・やんっ」
「ハアッ・・・ハアッ・・・・・・ああん、いいのっ・・・私、Cちゃんになら犯されてもいいの」
ハンドルを強く握り締めて股間をさらに強くに擦り付ける。
想像の中で、いや、妄想の中でバイクに犯されていた。
クチャクチャ・・・シートを擦る音が、おまんこを擦る音に変った。
「いいのっ!…いいっ…あんっ…あうっ・・・はあんんんんん」
上体を倒しておっぱいをバイクのタンクにこすり付けた。
「ひやああああっ・・・」
金属の冷たい感触に声を漏らした。
「冷たいけど…気持ちいい…あんっ・・・いい・・・くうううん・・・ひやあん」
全身を激しくバイクに擦りつける。
「いいいっ…いいのっ…いっちゃう、Cちゃん、いっしょに・・・いしょにお願い…いく…いいくうううう」
バイクの上にぐったりと突っ伏す。
バイクのシートは、愛液でぐっしょりと濡れている。
脱いだ服の中からハンカチを取り出し、濡れたシートを拭う。
さらに埃をかぶったバイクの全身を拭いぴかぴかにした。
「好きCちゃん」
ぴかぴかになったバイクに抱きつく。
その後もたびたびこの車庫でバイクとエッチなことを繰り返した。
いつの間にか、物のはずのバイクに恋をしていた。
しかし、この恋は、残酷な結末を迎えた。
ある日、突然、車庫からバイクは姿を消した。
ほとんど乗らないのでパパが、売ってしまったのだ。
その事を知った時私は、平静を装いつつ、部屋に閉じこもり、泣いてしまった。
無理やり、引き裂かれた恋人の気分になっていた。
しかし、私はその後も車庫での秘め事を形を変え高校生になるまで続けることになる。