第2章〜第3章-28
乳房を隠していた手を梶谷は優しく掴んできた。手は乳房から外された。奈美の肩に手が置かれた。次の瞬間、奈美の胸と梶谷の胸は合わさった。奈美の頭の後ろに右手が入れられた。頭を支えられながら上げられた。奈美のくちびるに梶谷のくちびるが重なった。
強く吸ってきた。そして舌で口をこじ開けられた。奈美の口の中を舌が調べていく。唾液がチューと注がれて、梶谷の舌は奈美の小さな舌を捉えた。ベロベロとからませてきた。
(わたしも…)
奈美も愛撫に応えて、自らの舌を男の舌にからませていった。
ディープキスを受けながら、右の乳首を摘まれた。三つの指でひねってきた。
「うっ、うっ」
舌をからませながら、奈美は呻いた。
長い接吻のあと、梶谷は「奈美ちゃんの乳首おっきくなっている。キスしてあげるからね」と囁いた。
右の乳首に吸いついてきた。くちびるで挟まれながら、ときおり舌でベロベロとされた。右の乳首を吸まれながら、左の乳首をしごいてきた。
「あっ、いやっ、ああん、あっ、あっ、あっ」
梶谷の手が下半身に伸びてきたのは、左の乳首を吸われているときだった。下着の上から奈美の花の芽を探り当てて、人差し指で擦ってきた。
「あっ、だめ、いやっ、ああん、いやっっ」
からだを捩って身悶えた。
「ここ、気持ちいいんだろう?」
「変になっちゃうの。やめて」
「そうか…。。じゃあ、ワレメちゃんの中に指入れてもいい?」
奈美は答えられなかった。
奈美の左側にいた梶谷は右側に移動した。左手で奈美の右の乳房を揉みながら、右手は奈美のへそを隠しているゴムの下を潜った。
「足を少し開いてごらん」
愛撫してほしいという気持ちでいっぱいだった奈美の足は自然に開かれた。
梶谷の中指は乙女の泉にまみれながら、処女宮に入った。
「ぁっ、ぁっ、深く入れないで、お願い」
泣きが入った声で訴えた。
「安心していい」
中指は処女宮の浅いところで、優しく動いた。
「音、聞こえる? クチュクチュいってるよ」
「いやっっ、ああん、ああ」
奈美の処女宮を丹念に愛撫したのち、梶谷は指を抜いて「大事なところにキスしてあげる」と言った。
横たわっている奈美の足のところまで、梶谷のからだは下りていった。
白いニーハイソックスに包まれた両足首を掴まれた。