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女子高生・奈美の夏
【二次創作 官能小説】

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第2章〜第3章-15

梶谷はふたたび背後から強く抱きしめてきた。奈美を抱きしめながら、腕が伸びてきた。乳房の上で左右の腕が組まれた。背と胸、頬と頬がより密着した形になった。奈美の頬に梶谷は吸いついてきた。強く吸われる。

心理的などよめきに揺れて、くちびるの感触による陶酔感に浸りはじめた。

乳房の上の梶谷の指は微妙に動き、強く押さえたりゆるまったりしていた。
(もう、おっぱいを許すなんて…早すぎるわ)

乳房にあてがわれた手のひらとは別個に指が動いて、服とブラジャーの上からなのに乳首を探りあててきた。摘まんで、揉まれる。鮮烈な感覚が乳首からからだじゅうに走り、奈美は両手を握りしめて呻いた。

「ぁっ、ぁぁっ」

「奈美さん、大好きだ」

梶谷のくちびるで奈美のくちびるは塞がれた。強く吸われる。吸われながら乳首をひねられる。

「ぁぁン、ぁぁっ、」

塞がれたくちびるから呻きがこぼれた。

梶谷は舌で奈美のくちびるを開こうとした。抵抗は弱かった。舌は奈美の口の中に入った。奥に引っ込んでいる奈美の舌を探し出して、舌先で刺激してきた。

(いい気持ちだわ)

陶酔感が満ちてきたときに、玄関のチャイムが鳴った。

「梶谷君、いるんでしょう」

女性の声が聞こえた。梶谷の顔に動揺が走った。

「奈美さん、ちょっと待っていて。知り合いが来てしまった」

梶谷は急ぎ足で出ていった。

耳をすましていると、玄関先から梶谷と女性の会話が聞こえてきた。

「今、大事なお客さんが来ているんだ」

「ふーん。梶谷君、新しい彼女ができたんだ。これで私もふっきれるわ」

奈美は部屋から飛び出した。玄関先にロングヘアーの女性が立っていた。二十代半ばと思われる派手目な美女だ。奈美を見て、びっくりしたような顔になった。



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