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小さな復讐
【ショタ 官能小説】

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ドヨウビ-3

 買い出しを終えて戻ってくると、まだショウの姿は部屋に無かった。
 迷ったのではないか少し心配したが、それなら連絡をしてくるだろう。
 わたしは、夕食の準備に取り掛かった。
 
 ある程度作り終えた段階になり、ようやくショウが戻ってきた。
 相当走りこんだのだろうか。息を弾ませて、汗だくになっている。

「あら、ショウ君、どこまで走りに行ったの? そんなに汗かいてきちゃって、もう夕食出来るわよ」
「ふぅ、少し迷ってしまって……すいません」
「連絡してくれれば、迎えに行ったのに。じゃあ、夕食前にシャワー浴びる?」
「はい、お借りします」
「あと、服も洗うから浴室の手前の洗濯機に洗い物入れといてね?」
「あ、はい。お願いします」

 洗面所の奥にある浴室に案内すると、体を動かした後のショウの体の熱気を感じ、汗の匂いが鼻腔を刺激した。
 普段は汗臭さなど不快なだけだが、何故かそういう不快感が無かった。
 身内だからだろうか。
 それもあるだろうが、成長したショウからどこか男を感じてしまった気がした。
 ここしばらく男とは縁のないわたしを、何か刺激してくるものがある。
 危険な発想だと思った。身内で、しかも小6の男の子なのに、わたしったら。
 
 気を取り直して料理を再開するも、どこかショウの事が頭に引っかかった。
 ……おや、そういえば、洗面所にバスタオルの替えがもう無かったような気がする。
 それに、切れかけたボディーソープもさっき買いに行ったのだった。
 ショウに渡して置かなければ。
 
「あの、ショウ君、ここにタオルとボディーソープ置いておくから……」

 洗面所の中では、ショウが全裸で洗濯物を洗濯機に入れているところだった。
 お互い一瞬顔を見合わせ、ポカンとしてしまう。
 若々しい、すっきりしたショウの体つきに少し見とれた。
 日に焼けた体は、うっすらと腹筋の線があるかなきか浮き上がっている。
 張りのある小麦色の肌に瑞々しさを感じた。体毛は、股間にほんの少しだけ。
 股間のものの大きさは、あまり成人と変わりがない気がするが、皮に包まれていた。
 わたしの視線に気づいたのか、ショウが慌てて手で股間を隠す。

「あ、あの、おばさん……?」
「あ、ごめんなさい、もう浴室に入ってるとばかり思って……。じゃ、これ使ってね?」


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