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小さな復讐
【ショタ 官能小説】

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ドヨウビ-4

 慌てて、洗面所を出てきた。
 ノックをして入るべきだったか。ちょっと、迂闊なことをしてしまったと思った。
 はっきりと、ショウの全裸を見てしまっていた。
 明らかにショウは動揺した表情を浮かべていた。
 わたしにも覚えがあるが、このくらいの年が一番恥ずかしがりだった気がする。
 彼は明日サッカーの試合があるのだ。変に引きずらなければいいが……。
 それにしても、きれいな体をしていたな。思わず、生唾を飲み込んだ。
 いやだ、一体さっきから何を考えているのか。今日は、どうかしている。
 見てしまったものは仕方がない。
 とりあえず、今は夕食の準備を済ませてしまおうと思った。
 


「ねェ、ショウ君、もしかして怒ってる?」
「……そんな、ことは」
「嘘、だって、さっきから目も合わせてくれないじゃない」

 トンカツは上手く出来たと思うが、やけに静かな夕食になってしまっていた。
 せっかく久々の来客なのに、これは少々残念な事だ。
 しかし、失敗したなぁ……年頃の男の子を傷つけてしまったのかもしれない。

「どうすれば、許してくれるの?」
「そんな、怒ってないですよ……ただ」
「ただ?」
「恥ずかしかった、だけです」
「そうよね、ちょっとわたしが無神経だったわ。わたしも裸見られるの恥ずかしいのにね」

 そう言うと、ショウはまた思い出してしまったのか、ますます顔を下に向けた。

「じゃあ、わたしも裸みせたらおあいこになるのかしら?」
「えっ?」

 わたしは冗談で言ったつもりだったが、ショウは俯けた顔をわたしに向けて、驚きの表情を見せた。
 また、何か余計なことを言ってしまったのかもしれない。
 彼は、冗談とは受け取らなかったようだ。


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