凌辱の部屋-6
絶望感が胸に広がる。明日からもう会社に来ることもできない。せっかく企画が通ったばかりだったのに。チームの子たちも大喜びしてくれたのに。知らず知らずのうちに涙が頬をつたって落ちた。
「おやおや、泣くことはないだろう。これをみんなにバラまいたりはしないよ」
「でも・・・もうわたし、仕事続けていけない・・・」
「そんなことはないよ。企画が通ったばかりなのに辞めてしまうことは無いだろう。まあ、君がちょっと僕のお願いを聞いてくれれば済むことだよ」
「・・・お願い?」
「君が抱えている仕事なんかよりずっと簡単なことだ。いいかい?」
断れない。いまは部長の言うことをおとなしく聞くしかない。
「・・・わかりました」
「いい子だ。じゃあ洋服を全部脱いで」
「ぜ、全部?ここで、ですか?」
「お願いを聞いてくれるんだろう?ほら、はやく」
垂れ下ったまぶたの奥から蛇のようにいやらしい目がのぞいている。逆らうことができない。わたしは泣きながら洋服を全部脱いだ。スカートも、下着も、ストッキングまで。
明るい蛍光灯の下で全裸で立ち尽くすわたしに、ゆっくりと部長は手を伸ばしてきた。部長が背後にまわる。べとついた手が乳房に押しあてられる。指の間に乳首をはさんだまま、その手は乳房を包み込むように揉み始めた。