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凌辱の部屋
【レイプ 官能小説】

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凌辱の部屋-4

 左手で乳房を揉みしだく。強く乳首をつまむ。足が震える。もう止められない。自分の奥から流れ出す液体で染みができた下着を脱ぎ、黒い茂みの奥にまで指を伸ばす。クリトリスを指の腹で何度も擦る。

 数年前におつきあいしていた彼にここを舐められたことを思い出す。やめてと言ってもきいてくれなかった。ぬるぬるとした男の舌の感触。性器の入口もお尻の穴までも、あまりの快感にわたしが泣いてしまっても執拗に舐め続けたあの舌。

「あっ、あっ・・・」

 自分の指の動きとあの舌の動きを頭の中で重ねる。指で撫でまわすだけでは物足りなくなって、人差し指と中指を溢れる泉の奥へとすすめる。そこは狭く敏感で、軽く内側をひっかくように弄るだけでもデスクから転がり落ちそうになってしまう。もうだめ、いっちゃう。

 指の動きが自然に速まる。もっと欲しくなる。本当に欲しいのは指なんかじゃないのに、それでも絶頂を迎えようとする自分がいて、悲しくて苦しくてせつなくてわけがわからなくなる。

「あっ、あっ、あっ・・・!」

 そのとき、部屋のドアがカチャリと音をたてた。

 驚きすぎて声も出ない。反射的にドアに背を向け、デスクの上で裸の胸を隠すように体を丸めた。

「上原さん・・・」


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