睦む-1
誰しも子どもの頃の遊び場所に、特別な思い入れを持っているものだ。
俺は透瑠と駆け回っていた丈の高い草が茂った空き地を眺め、言いしれない懐かしさを反駁していた。
「タツキ・・・、・・・っ」
隣の透瑠が、思い詰めた声で俺の名を呼ぶ。
「外で・・なんて、やめてくれ。ひっ、人に・・・見られたら・・俺」
必死の面持ちで震えながら言葉を継ぐ透瑠を、一瞥する。
透瑠は少しでも肌の露出を避け、ガードを硬くする為かハイネックのノースリーブを着ていた。だが、
首の詰まった服装は、ボリュームのある胸元を余計に強調し、尻と腿のラインを浮かび上がらせるいつものパンツスタイルは、切れ込んだ股間に嫌でも目が行く事に、透瑠は全く気付いていない。
俺は薄く笑い、透瑠を舐める様に見た。
(こいつ、自分のエロ臭プンプンの体が分ってないんだな)
そう思うと、益々愛しさが募ってくる。
俺は透瑠を抱き寄せ、唇を吸った。
「ん・・ン゛ふっ・・む゛う」
逃げる舌を吸い上げ、しゃぶり尽くし、意識を口に集中させる。
透瑠の息が甘く上ずって来たのを見計らって、尻を撫で回した。
「はむ゛んっ!ンんやっ、やっ!!ふぁめおぅ」
屋外で慰みものにされると悟った透瑠は、唇を犯されながらも懸命に抗った。その様子に俺はニヤリと笑い、透瑠のパンツのジッパーを引き下ろすとパンティ越しに2本の指で熱い肉芽を挟み、軽くしごいてやる。
「おぷォッッ!!」
繋がった唇から透瑠の唾液が、ぷっと漏れる。
「ンぶぷっ!!ふくぅ゛うっ!ンむ゛ッむ゛プッ!」
指が牝豆を上下にこする度に、口の端からよだれが噴き出る。まるでチ○ポでマ○コ肉を突いてる時
みたいな音を出すな、と思いながら俺は舌を絡めたまま口元を少し開けた。
「はぶァアああ・・・あ・・っあ゛・・・」
透瑠はやっと息をしたかと思うと惚けた顔で、だらしなく舌を垂らし、浅ましいアヘ声を漏らした。俺は、そのまま音を立てて舌を舐め続け、指をパンティの中にねじ込んだ。
透瑠の下着の中は、グチャグチャになっていた。
淫唇から溢れたトロトロのツユが割れ目を濡らし、恥丘まで汁まみれにして牝チ○ポをじゅっぷり淫汁漬けにしている。少しパンティを喰い込ませると、股の部分にたっぷり溜まった蜜がぐぢゅっと音を立てた。
「外でもお構いなしにマン汁こぼしやがって、ドスケベ牝め」
「おひィいいぃい嫌ぁあア〜〜〜」
自身の欲求を掻き回され、透瑠は弱々しく牝声で鳴いた。
それでもなんとか逃れようともがく透瑠の舌を吸いながら、ズブ濡れの下着から肉芽をつまみ出し、
前開きにしたジーパンからぽろりとはみ出す格好に仕立ててやる。
「やめろっ!・・何を・・!正気か、こんな・・っ!」
恥の象徴である伸び切った牝豆を晒された透瑠は、恐ろしい程の羞恥に震えた。
「いい加減にしろっ!変態!!」
「黙れ、マゾ牝」
「だっ、誰がっ!お前みたいな変態と一緒にするなっ」
一方的な責めに耐え切れなくなったのか、透瑠は怒りに声を荒げた。
「変態が変態呼ばわりするなよ」
「俺はマトモだ!この下衆!」
今にも殴りかかって来そうな勢いの透瑠に、俺は笑いながら言う。
「人目も気にせずクリ豆おっ勃ててる女は変態そのものだぞ」
「お・・っお前がっ・・・!お前がしたんだろっ・・こんな・・」
「淫乱クリチ○ポが俺のせい?言いがかりも大概にしろよ」
「コレの事じゃない!お前が、はみ出す様に・・・」
「はみ出す程のデカ豆に育てたのはお前だろ。変態マゾ牝がよく言うぜ」
「変態でもマゾでもない・・っ!」
隠そうとする透瑠の腕を押さえ抱き締めると、クリトリスを恥骨で押し潰してやる。
「アヒーーーーーーッッッ」
「マゾ声上げて悦んでるな、もっとしてやるよ」
「ママッマぞょごえっじゃっなヒィ〜!!」
ビンビンの淫核はジーパンの粗い布地でこすりあげられ、腰をねじ込まれて潰される度に、
根元がジッパーの金具に食い込んだ。透瑠はその、気も狂わんばかりの快感に、状況も忘れて泣き叫ぶ。
「お゛お゛ア゛ッア゛ッ!ア゛わわ゛ッ!わ゛ーッ!わ゛ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
「完璧なマゾじゃないか、やっぱり」
「ひがア゛あ゛アァッ!!ンギィイぃッ!ヒギーーッ!!」
喰いしばる歯から唾液を噴き、透瑠が暴れる。
「ん゛ひーーーーーーーーーっっ!!・・ッ!!!」
抱え込んだ上半身がガクガク揺れ、透瑠が目を剥いた。
「ひっ・・ひっ・・ひっ・・・いっ・・ヒ」
「イキ声を我慢したのは褒めてやるが、今の責めで達するようじゃ、マトモな女とは言えんぞ」
嘲る俺の顔に、喘ぐ透瑠の熱い息がかかる。
「あ・・わ・・あわっ・・・あわァ・・・」
蕩けきっただらしない口元をベロベロ舐めながら、俺は透瑠をなじり続けた。
「なんだよ、そのザマは。変態の下衆に牝チ○ポ責められて悦びやがって。本物のマゾ牝だな、お前は」
「あ・・う゛・・・」
眉を寄せ、悔しさに歪む透瑠の顔をねぶり回す。
俺は時間をかけ、涙と汗と唾液を味わいながら透瑠が落ち着くのを待った。
「は・・っも、もういいだろ、・・これ以上は・・」
「これ以上するかどうかはお前に決めさせてやる」
「?!決める・・って、勿論しないに決まってるだろ!」
奪われていた選択権を突如振られた透瑠は、憮然と拒否する。疑う様な瞳の色に、片頬を上げ、俺は言った。
「そう急くな。 鬼ごっこで決めるんだ。
逃げ切ればお前の勝ち、俺が捕まえたらそのまま犯す」
「そんなの分が悪すぎるだろ!」
男女の体力差に、勝負そのものが不成立だと透瑠は訴えた。
「ハンデはつけるさ。俺が捕まえても一度は放す。そして、10秒数えたらまた追いかける」
「・・・逃げ切るって、どこまで逃げればいいんだ」
突然の交渉に不信感を拭えない透瑠は、簡単に気を許さなかった。
「1分間。1分の間、俺に捕まらなければいい」