投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

二人一緒にいるための約束
【近親相姦 官能小説】

二人一緒にいるための約束の最初へ 二人一緒にいるための約束 9 二人一緒にいるための約束 11 二人一緒にいるための約束の最後へ

二人一緒にいるための約束-10

「お風呂にお湯を入れて来るから待ってて!体を拭いて着替えてね!」
彩は駿にバスタオルを手渡して浴室に走った。
浴槽に溜まるお湯がいつもより遅く感じられた。大きめに作られた浴槽が恨めしかった。
「これくらいあれば大丈夫よね.....」
体を横にすればなんとか体が浸かるくらい溜まったので駿を呼びに行った。
何か言いたげな駿を脱衣室に押し込んで
「しっかり温まるのよ!」
そう声をかけてリビングに戻った。
テーブルの上に置かれた濡れた衣服を手にして脱衣室に向かい
「入るよ!」
そう声をかけて脱衣室のドアを開けた。駿は浴室に入ったのか脱衣室にはいなかった。洗濯機に濡れた衣服を入れて一息ついた時寒気が彩を襲った。その時になって自分も雨に濡れている事に気づいた彩は衣服を脱いで洗濯機に入れていった。洗剤を取ろうとして手を伸ばした時、洗面台の鏡に映った全裸の自分が目に入った。昨夜の出来事が思い浮かびアソコが濡れてきたのを感じた。
「何を考えているのよ!」
彩は首を振り淫らな考えを打ち消した。
洗剤を洗濯機に入れた時、今朝もらった駿からのメールを思い出した。そして同時に、メールを読んだ時の思いも....
洗面台の前に立った彩は鏡に映った自分に問いかけた。
「本当にいいの?駿君はアナタより7歳も年下なんだよ!しかもアナタの甥なのよ.....」
鏡に映った彩の乳房はツンと上を向きその形を崩してなかった。
「同年代の女性が相手なら勝負出来るかもしれない....しかし....その相手が駿君の同年代の女の子だったら....勝負出来る?」
そうなったら....多分悪あがきをするだろう....しかし....駿の幸せを考えて....いっぱい悪あがきをして身をひく事になるだろう....
「それでもいいの?」
彩は頷いた....
「男性恐怖症だとわかった時から独りで生きていくと決めていた....その時に戻るだけの事....」
自分に言い聞かせるように呟いた。
「駿君が甥である事....そんなの関係ないよね....愛した人がたまたま私の甥だっただけ....」
彩は自分の気持ちを確認して、向きを変えて洗濯機の蓋を閉めてスイッチを入れ、浴室のドアのレバーに手をかけた。

洗濯機が動き始めた音を聞いた駿は脱衣室に彩がいる事を確信した。
「彩姉....」
駿はそっと呼びかけた。
駿の声を聞いた彩はレバーを下げようとする手を止めた。
「なあに?駿君?」
彩はわざと明るく答えた。
「メール....読んでくれた?」
メールを読んだからこそあの場所に彩が現れたという事を駿は気づいていなかった。
「うん....」
彩は静かに答えた。
「返事....聞かせて欲しいんだけど....」
改めて駿にそう言われると浴室のドアを開けるのが躊躇われた....
(本当にいいのね!)
彩は何度も自分に確認して浴室のドアのレバーを下げた....


二人一緒にいるための約束の最初へ 二人一緒にいるための約束 9 二人一緒にいるための約束 11 二人一緒にいるための約束の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前