本日快晴-8
「ふ……ぅ……」
「ああん……埋まってくぅ……」
眉根を寄せて快感に耐える芳郎の上に璃子がぴったりと座り込む。
「ぅ……ぁ……あった……けぇ……」
息を吐いて波を乗り越えた芳郎は、ふと我に返った。
「あ……生……」
道理で気持ちいいハズだ。
「ん……今日は……大…丈夫……」
璃子は少し微笑んで芳郎にキスをねだる。
どうやら安全日らしいので安心した芳郎は、ねだられるまま唇を奪った。
「ん……んう……」
舌を絡めながら少しずつ動く璃子の腰を支えてサポートし、タイミングを合わせて突き上げる。
「んんっんっんっ」
自ら淫核を擦り付けるように腰をくねらせる姿は卑猥で色っぽい。
「んはっはっあぁ……芳……っろくぅん……気持ち……いい?」
気持ちいいのは自分だろう?と思わせるトロンとした目に芳郎は思わず笑った。
「すっげぇ……気持ちいい……お前ん中……トロトロ……持ってかれそうだ」
芳郎は上半身を起こして座位にすると、ガツガツと腰を動かし始める。
「ぅああぁぁっ!!すごぉいぃ……ああっ芳郎ぉっ」
璃子は芳郎にしがみついて腰を跳ねさせた。
「ハァっ……璃子……好きだ……」
「芳郎ぉっ私……も好き……大好きぃ」
荒い呼吸の合間に愛を囁き合い、2人は絶頂へと登っていく。
「ハァ……ハァ……璃子……璃子……やっべ……ハァ……」
「よ……しろぉ……も……私……」
「出すぞ……っ」
「ちょうだいっ沢山……っあっああっーー!!」
芳郎が中で大きくなり、弾けたのが分かった。
同時に子宮が押し上げられ、璃子は躰を仰け反らせてビクンビクンと何度も痙攣する。
「ハァ……ハァハァ……璃子……璃子?!」
荒い呼吸をするだけで返事をしない璃子は……意識を手離していた。
「……しまった……ヤり過ぎた……」
相手が失神するほどヤッたのなんか初めてだ……芳郎は璃子の中から分身を引き抜き、後始末をすると璃子が気づくまで優しく躰を撫で続けた。