接近……-2 「僕は、特に隠し事はしてませんけど、何かあったんです…か…」 その問いの最後は、言葉になっていなかった。 近くで見ると、雨で濡れた彼女のワイシャツが透けて、そこから薄ピンクのブラジャーが見えていた。 僕は息を飲むと、彼女から目線を逸した。 ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、僕は男としての興奮を止める事が出来なかった。